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'24名古屋モーサイ訪問記其の参 夢の装備、Eクラッチ

前回、あの異常な入場待ち列は何やったんや?と書いたが、2年前との違いは会場内でも際立ってた。例えば一番人気のHondaブース、前回は1時間は待ちを覚悟せねばならんかったが(だから比較的待ち時間の短いSuzukiに先に行ったのだが)、何と今回は待ち時間…

'24名古屋モーサイ訪問記其の弐 やはり高速無敵のMC51

大阪から名古屋セントレアまでの旅路、途中京都南から京都東の間だけは渋滞があったがそれ以降は空いていて思う存分MC51エンジンの性能を発揮、内部の堆積カーボンをイッキに除去と言わんばかりにブン回し続けた 250ccというと「高速ではツラいって」いうの…

'24名古屋モーサイ訪問記其の壱 ツーリングプランか、定率割引か?

本当は久しぶりに大阪モーターサイクルショーに行きたかったんよね。ヨソでやってるのより遥かに簡単に見に行けるし。それを展示内容もショボくなる名古屋にワザワザ見に行こうと決めたのは、単に同行者の都合によるもの まぁ、東京に行こうって言われたらサ…

世界耐久選手権第3戦鈴鹿8耐 fútbolの分かりやすさには勝てないモースポ

今年の鈴鹿8耐、言っちゃ悪いがツマラン一戦やった。前年ブッチギリで勝ったHRCが今年もポールポジション獲得。で、そんな大本命HRCが序盤に早々に先頭に立ち、その大本命を追い詰めなアカン対抗馬EWCレギュラー参戦組のYART、SERT、TSRホンダらが勝手に順…

名古屋モーターサイクルショー訪問記其の陸 ”弾丸”となり大阪へ

今年もやって来ましたモーターサイクルショーのシーズン。年に一度のオートバイ業界お披露目の時期で、今回は久々のヨンヒャク4発、ZX-4RRとか昨年以上に見どころ沢山なのだが、個人的には残念ながら今年は行けそうもない(泣) 至極残念、と思ってたら昨年…

名古屋モーターサイクルショー訪問記其の伍 商売上手なHonda

今回のモーターサイクルショー来訪は「3年ぶりだからとりあえず来たかった」というのがホンネで、来てあの独特の雰囲気を味わえた段階で結構満足してた それにKawasakiブースを見終えた頃には結構いい時間になっており、大阪までの時間を考えるともう帰ろう…

名古屋モーターサイクルショー訪問記其の肆 絶好調(?)のKawasaki

さほど期待してなかったのに意外と長くSuzukiブースを楽しんでしまったのでもう昼食の時間。展示場奥の”キッチンカー”グルメエリアも美味そうなのだが、展示場の外の同じ建物内の食堂が空いてたので(食券を出して注文を受け取る為の行列はあったが)、そこ…

名古屋モーターサイクルショー訪問記其の参 ”世界チャンピオン”のSuzuki

嘗て行った大阪モーターサイクルショーでは、館内が混んでる事はあったが入場自体はスンナリ入れた。しかしこの名古屋モーターサイクルショーでは入場まで長~い列に並ぶ事に これはもしや入館時に厳重な検査とかやってるから時間がかかるのか… と思ったがそ…

名古屋モーターサイクルショー訪問記其の弐 セントレア空港島到着

SAで一枚着込んで新名神を一路東へ再出発。少しはマシになったとはいえまだ寒さに苦しみながら走る私とは対照的に、実に快調に回るCBR250RRのエンジン 一般的に高速道路はエンジンがデカければデカいほど楽に走れるのだが、私には10,000回転で回し続けるこの…

名古屋モーターサイクルショー訪問記其の壱 二輪定率割引を利用して

オートバイの展示会系で最大のイベント、それはモーターサイクルショー。二輪業界にとっても重要な一大イベント、憎き武漢ウィルスのせいでここ2年連続でお流れになってたのだが、今年は遂に開催される事となった 今年は私の興味の対象250ccフルカウルの新…

ZX-25Rインプレ 結論 初バイクには勿体ない快作

ZX-25Rについて長々と書いてきたが、そろそろfútbolの事も書きたいので、まだまだ書き足りなくて名残惜しいが今回で終わりとする 結論 新たに250cc4気筒を出すと聞いた時、「一旦マーケットから淘汰された商品構成だから、色々と無理が出るのでは?」と危惧…

ZX-25Rインプレ 其の漆 補足、デザイン等

前回の電子制御、特にクイックシフターのインプレでようやく「初バイクにはお薦めしない」理由が見えてきたのだが、結論に至る前に書き残した事を書いておこう デザイン オートバイやクルマは定量的な評価が難しく、通販番組宜しく「※個人の意見です」になり…

ZX-25Rインプレ 其の陸 ハイテク装備

ZX-25RはCBR250RR同様、スロットルバイワイヤなので各種電子制御はお手のもの。クラス最高峰のプレミアムモデルたるZX-25Rには、大型SSばりの各種電子制御が搭載されている トラクションコントロール 元々は大排気量バイクの有り余るパワーを、シロートが暴…

ZX-25Rインプレ 其の伍 各部詳細

ここまで誉め誉めのZX-25Rやけど、「初バイクにはお薦め出来ない」の結論に持っていく為に(恣意的)、ここからは重箱の隅をつついていこうと思う。つまり、各部の詳細 インパネ バイクを買う時、私が結構重視するのがインパネ。大抵の人は外観ばっかり気に…

ZX-25Rインプレ 其の肆 高速で本領発揮?

セレッソは今の監督ではダメだと結論出てるので、もうあれこれ書く気もないから一言だけ 「もう欧州と交渉始めてるか? 新GMは、ACLでのリーグ戦中断期間を無駄にするんやないで」 さて、峠を走ってZX-25Rは250ccライバル車より更に上を行く実力を持っている…

ZX-25Rインプレ 其の参 峠はノリノリ

250cc4気筒に対するステレオタイプのイメージ、「下がスカスカで街乗りでは使いづらい」は杞憂だったと分かったZX-25R。懸案事項が晴れた気分で、今度はお楽しみのワインディングへ 3. ワインディング これまでの他車のインプレで散々書いたが今の時代のフ…

ZX-25Rインプレ 其の弐 街乗り

私の興味がセレッソから離れてしまってるので多くは書かんが、絵に書いたようなIniesta様の引き立て役を演じてしまったな。恥も外聞もなく1点を守りに行ってくれたユンのチームの有り難さが身に染みひんか? ワクワクしたって飯のタネにはならんで。プロは…

ZX-25Rインプレ 其の壱 開発の背景から考察

ACLに備えて4月途中からの日程を空けてたらそのACLが延期になり、GWにたった1試合しか行われないなどスカスカ日程続行中のセレッソ。これで試合が面白ければ一日千秋の思いで試合を待てるが、実際は二世代前のJを思わせるような退屈な内容 そうなると自然…

高速料金半額になったら毎週ツーリング

年明けて、洒落にならん程の大寒波がやってきたな。気温が寒いだけなら走りに行く私も、台風を連想させる強風を伴った寒波の前にはお手上げ まぁ、寒波は志那や西怕利亞から襲来するんやから、この厳寒も日本列島にずっと居続ける訳やないやろ。通常の冬に戻…

GSX250Rインプレ 結論 称賛されない悲運

結論 GSX250Rは極論すると言うと、「1万回転より上の性能を諦めて安価にしたNinja250」である 私は以前、性能なんてバイクの評価項目の1つと書いたが、1万回転以上の世界(性能)と予算10万(本体価格)を等価交換した事でGSXの総合評価はライバル他車と同…

GSX250Rインプレ 其の陸 装備等々

高速インプレをしたら次はワインディング... なのだが、YZF-R25のインプレでもハショったように、もう今の250で峠インプレなんかする必要ないやろ 単気筒であれツインであれ(はたまた最新の4気筒ZX-25Rまで)排気量が250ccである限り最大トルクはどれも似…

GSX250Rインプレ 其の伍 Mirになったつもりで高速インプレ

この記事はSukukiのバイクのインプレなのだが、Suzukiと言えば触れない訳にはいかないBig Newsが先週末に! そう、GSX-RRを駈るJoan Mirが年間チャンピオン獲得! jp.motorsport.com バイクに興味の無い、更に言えばMotoGPに興味の無い人にとっては「何の話…

GSX250Rインプレ 其の肆 SOHCロングストロークエンジン

大柄な車体、楽目のライポジに次ぐ、GSX250Rのライバル他車との相違点其の參は、低回転(低速)重視エンジン ライバル達が最高出力向上を目指して「もっと上まで回れ!」のショートストロークにしてるのに対して、「上は要らん」と言わんばかりのトルク重視…

GSX250Rインプレ 其の參 ディメンションと取り回し

前回、「GSRのツアラー路線からGSX250Rのスポーツ路線への変更は失敗」のような事を書いたが、それはあくまでも販売上の話であって、バイク自体の出来の良し悪しとは全く関係ない。 そもそも傑作なのに売れなかった&何でこんなのが売れるの?が日常茶飯事の…

GSX250Rインプレ 其の弐 路線変更の外観デザイン

街乗りしやすさと低価格に続く、このバイクの第3の看板は、"超絶カッコいいルックス" 前モデルGSR250は他社のスポーツ路線と直接バッティングしない大柄なツアラーのイメージのカウル無しモデルだったが、ネーミングもGSXとなった新型ではライバルとモロに…

GSX250Rインプレ 其の壱 コンセプト

酷暑の夏の終わりから秋口にかけて9連戦とかやたらに過密日程だったのに、一転して2週末連続で試合無しのスカスカ日程。しかも今週末はルヴァン決勝の為にJ開催せず空けてたのに、その決勝戦自体がチャイナウィルス感染により中止(延期?)... チャイナ…

YZF-R25インプレ 結論 傑作とは別の選択肢としての名車

ここまでほぼ誉めっぱなしのYZF-R25だが(デザイン以外は)、結論に行く前に改善要望点、つまり世間一般で言うところのダメ出しを 先ずは操作系。グリップもブレーキ&クラッチレバーも造りが大雑把で、これでは微妙なアクセルワークとか無理。直後にCBR250R…

YZF-R25インプレ 其の肆 装備等々

高速のインプレを書いたのでワインディングも書かねば...なのだが、今の250ccスポーツバイクの設計で峠が面白くないなんてあり得ないから、もう書かなくてもええやろ 倒立サスになって更に安定感が増したとか、私が「絶対弄ってる」と疑ってるエンジンに低速…

YZF-R25インプレ 其の参 明らかに向上した高速での乗り味

インプレ其の壱で、「エンジンや車体は同じなマイナーチェンジだが走りは全く違う」事は既に書いた その違いは街中をチンタラ走った程度じゃ分からないので(峠もサーキットも走らずに街中走っただけのレビュー動画をよく見かけるが、あれほど無意味なものは…

YZF-R25インプレ 其の弐 ライポジ、ディメンション

Ninja250を傑作と評する理由の一つがライポジ 非バイクユーザーをオートバイの世界に引きずり込む為には置いてる状態で跨がって「これなら乗れる」と思わせねばならない。つまり彼らにとっての二輪車=ママチャリポジションに近ければ近いほど"合格"な訳だが…