Moto

YZF-R25インプレ 其の壱 謎の名車

先週末の首位決戦でセレッソが敗戦して"終了"した今季のJリーグ。実際には8月のアウェイ戦のプレビューで私が書いた通りあの時点で終わっていたのだが、流石に今回の"ダブル"で「まだ~すれば...」なんて夢物語を唱える人は居なくなっただろう なので何の…

Ninja250インプレ 結論 "傑作"の意味

各メディアやシロート動画界隈ではZX-25Rが持て囃されてるが、長期的に見て果たして名車と言えるのだろうか? 確かに絶滅種だった250cc4気筒を復活させたという意義はあるののだろうが、それはスペック上素晴らしいのであって"クォーターマルチ絶賛界隈"に…

Ninja250インプレ 其の伍 装備等など

ツーリング日和の秋の4連休、捏造の自粛ムードへの鬱憤を晴らすようにあちこち走り回ってきた。世間的にも同調圧力自粛にウンザリしてる人が多いようで、どこも結構な人出やった 無意味なマスクのアリバイ着用に飽き飽きしてるんやったら、サッサと「裸の王…

Ninja250インプレ 其の肆 高速走行 

連休に入って以前の酷暑とは完全に異なる気候になった。そう、ツーリングの季節である オートバイは春と秋、1年の半分しか純粋にツーリングを楽しめない"季節もの"なので(私は酷暑であろうが厳寒であろうが乗るが)、「今書かずにいつ書くのか?」とNinja2…

Ninja250インプレ 其の参 車体変更点と峠走行フィーリング

"例年であれば"優勝間違いなしのハイペースで勝ち点を積み上げてる今季のセレッソ そうなるとセレサポとしてはどうしてもセレッソに興味が持っていかれ、サブテーマのMotoについて書く気も削がれ、何と春先に試乗したNinja250のレビューを未だに書き終えてな…

Ninja250インプレ 其の弐 こっちも"新設計"2気筒エンジン

前回取り上げたZX-25R、何でそんなに騒がれるかというと、当然250ccでは久々復活の4気筒エンジンだから ハッキリ言ってそれ以外は「だからどうなの?」程度の新型車だと思うのだが(見てくれなんて'21モデルのNinja250?と言われても頷いてしまうぐらいイン…

Ninja250インプレ番外編 初バイクにZX-25Rは買うな

ここ数日のバイクフリーク界隈の話題は待望の250cc4気筒モデル、ZX-25R一色。しかし自分で体験した事しか信用しない私としては、堂々と傑作バイクのNinja250のインプレを続けようと思う ZX-25Rのインプレが出来ない理由は、「バイクは実際に乗ってから意見を…

Ninja250インプレ 其の壱 高次元のバランス

以前に予告した通り、二輪業界の明日を担う2台の内の1台のNinja250のインプレなのだが今回はイキナリ結論から言おう 傑作バイクである 私は乗って5分で、「これやったらセールスの人、楽やろ。若者にアピールできるポイント満載やん」って思ったよ。見た…

レブル250インプレ 其の伍 異常に高い訴求力

このインプレの冒頭で書いたように、レブルは250ccクラスのベストセラーバイクである。ここまでの私的採点(オール赤点)だけなら、こんなに売れるなんて有り得ない。さて、何がレブルをこんなに買わせてしまうのか? それはタンデムの項で書いた”謎の魅力”…

レブル250インプレ 其の肆 タンデム性能

5 タンデム性能 峠もダメ、高速もダメ、街中でもチンタラ走らなきゃダメ、ダメダメだらけのダメバイクのレブルだが、一つだけ「このバイクに合うシーンかも」というのを思い付いた。それはタンデム バイクは回してナンボと思ってる私が正反対のキャラクター…

レブル250インプレ 其の参 峠でも高速でも...(泣)

3 念の為に、峠のインプレ高回転エンジン積んでるのに回したらダメ、もうダメバイクである事が濃厚と思うのだが、「CB250Rの時も峠で評価が一変したし」と気を取り直してワインディングへ 街中同様エンジンはブン回せるのだが、そうするとシートから伝わる…

レブル250インプレ 其の弐 何故このエンジン?

2 エンジンと振動型式は変われど基本的にはCB250Rでも取り上げた例の水冷単気筒エンジン。なので印象としてはほぼ同じ。ショートストロークでローラーロッカーアーム式バルブ駆動、回さないと良さが出ないエンジンである 回るエンジンなんだけど、レブルで…

レブル250インプレ 其の壱 売れる理由の"奇妙な"ライポジ

前回、Jリーグのカネについて書いたが、掘り起こせば色々面白い事がボロボロ出てくるので続きを書くつもりだったが、あまりのJリーグ側のやる気の無さにJリーグ自体への興味を失ってしまった www.jleague.jp あのなぁ、いつまで仕事サボったら気が済むんや?…

CB250Rインプレ 結論 MC41の無念、悔恨

CB250Rが何で矛盾バイクになってるか、その謎は以前のモデルであるCBR250R(MC41) を知る事でスンナリ理解できる 突如として250スポーツバイク市場を復活させたNinja250R、そのベストセラーモデルを撃破する為にHondaが送り出したのが、MC41であった が、MC41…

CB250Rインプレ 其の伍 気になる点

5 気になる点 "気になる点"とは世を円滑に渡り歩く為の用語で、平たく言うと"ダメ出し"、もうチョット建設的に言うと"改善要望点" 幅広ハンドルハンドルは絞り角が殆ど無いバーハンドル。高速走行不向きの高いハンドル位置は街乗りのお気楽さとのバーター交…

CB250Rインプレ 其の肆 不向きを承知で高速道路

昨日の試乗でCB250Rは実はワインディングマシンである事が判明したので、この日は早く峠に行きたくて異例の早起きをしてしまった。まるで遠足当日の小学生(笑) 峠に入ると、初日はまだ手加減して開けてたスロットルも、2日目で慣れたので遠慮なくブン回す。…

CB250Rインプレ 其の参 解はワインディングにあった

3 ワインディング性能初心者に抵抗なく受け入れられる為の楽チンなポジションを取りつつ、実は飛ばしてナンボのエンジンを積まれてるという矛盾バイクのCB250R 回せるエンジンという特性は無視してまったりポジションを活かして街乗りに徹するバイクなのか…

CB250Rインプレ 其の弐 まったりライポジ

2 ライポジ / ディメンションエンジンに関しては単気筒版RRか? と思わせるほど同族感たっぷりだったがライポジは全く違って、ハンドル、シート、ペダルの配置通りに自然に乗ると背筋はほぼ直立、将にママチャリポジション。同じチャリに例えるとロードバイ…

CB250R(MC52)インプレ 其の壱 エンジン

連休中、市内の公園や郊外に行くとそこには活き活きと外出を満喫する人で溢れてた。素晴らしい! 自分の頭で考えて日本の緊急事態が現実にそぐわない作為的なものだと看破する人が日に日に増えているようだ こうやって国民は着実に進化しているのに、政府は…

ライダーは自らの脳を使ってる

前回の最後で触れたが、政府が自らの願望でありもしない死者数を公表してパニックを煽る、そんなインチキがまかりとおる現状で真面目に考えるのが少々アホらしくなってきた なので武漢ウィルス官製騒動のデタラメな面は無視して、この状況の良い面だけを利用…

CBR250RRインプレ 番外編1 CBR250RRは高いか?

前回「現行型の内にCBR買っとけ」と書いたが、実際買うとなると立ちはだかるのがライバル車種より一際高く設定された定価 私は中身が良いから何が何でも買えなんて言わない。価格を含めて総合的に見たら、むしろNinja250やYZF-R25をお薦めするぐらい しかし…

今更ながらCBR250RRインプレッションする訳

年が明けて令和2年、つまりMC51型が発売されて4年目、年内には新型発表と噂される訳だが、私は今更ながら現行MC51型のインプレをしている これは単に個人的な趣味な訳だが、もう一つ大きな意味がある事に、ふと気が付いた 新型のNinja250やR25は、フルチェ…

CBR250RRインプレ 其の捌 HONDAの良識コンフォートモード

前々回のライディングモードのグラフには、2つの意味があった 1つはスポーツプラスモードはパーシャルでのスロットルの開き方が違うだけでアクセル全開時にはスポーツモードと同じスロットル開度(パワー)である事 もう1つは、コンフォートモードはアクセ…

CBR250RRインプレ 其の漆 スポーツ+モードの使い方

前回のグラフから分かる通り、CBR250RRのスポーツ+モードは単なるハイスロットルなのだが、ではスタートダッシュ以外に使い道がないのだろうか? ここで、スポーツ+モードの特性から逆算して考えると分かりやすい。その特性とは、同じ出力ならスポーツモー…

CBR250RRインプレ 其の陸 電子制御スロットルとモード切替

前回まででだいたいCBR250RR(MC51)の本質と私が思ってる事について書いたので、ここからは個々の部位のインプレ。先ずは電子制御スロットルとモード切替 CBRをライバルと決定的に差をつけるメカニズム的な大きな違い、それがスロットルバイワイヤ これがある…

CBR250RRインプレッション 其の伍 街乗りなら他車種を

確認したい事はだいたい分かったのでテスト終了、とレンタルショップまで車体を返しに行く。帰りは高速代ケチって下道をトコトコと。すると感じる首の痛み! 前傾でのライディングは、謂わば床にうつ伏せになってテレビを見るようなもの。常に首を上に向けた…

CBR250RRインプレッション 其の肆 高速道路とワインディング

CBRが何で前傾姿勢になってるか分かったところで、次はお待ちかねの高回転でのエンジンの回り方を試す 実は一般道で低回転で走ってる時、「何かNinjaとあんまり変わらんなぁ。むしろアッチの方がスムーズやなかったっけ?」とか思いながら走ってた しかし高…

CBR250RRインプレ 其の参 秀逸デザインと気になる前傾姿勢

発売当初、ライバルを圧倒する高性能で初年度分即完売の勢いだったCBR250RR、実際は売れた理由の半分は誰にでも分かりやすくカッコよかったからやろ しかしこのデザイン、明らかにYZF-R25の影響を受けとるやろ。今でも遠目に黒のR25を見かけると、「CBRか?…

CBR250RRインプレッション 其の弐 CBR250RR購入を思い付く

帰国前は「もう購入するしかない!」と盛り上がってたNinja250、希望色が入手できそうになく断念 じゃあその前の候補、YZF-R25にすればいいのでは、とフツーは考えるのだが、「一旦Ninjaがベストと決めてしまったのにR25なんか買うのは妥協、負けや」と思い…

CBR250RRインプレッション 其の壱 購入への道

CBR250RRに乗り始めて、ほぼ2年。そろそろ忘れそうなので、購入時に考えてた事をつらつらと書き留めよう 最近また流行ってきたフルカウルの250を買おうかな、と思い始めた時、最初に目についたのは先代のYZF-R25。当時飛ぶ鳥を落とす勢いの売れセン車種で、…