3バックと4バックの違いとは極論すると、「3CBか2CBか」
3バックだとCBが1枚増えるので、どこかを1枚削らなければならない。削られるのはFWもしくは攻撃的MF
小難しい理論をどうこねくり回そうが、3バック化すると守備の選手が一人増えて攻撃の選手が一人減る
ここで、喫緊の課題が守備力強化なら、攻撃の選手を減らして守備の選手を増やすのは利に敵ってる
17年に猛威をふるったユンセレッソの”終盤4バックから5バック化”は、勝ってる試合を守りきる為の戦術で、つまり勝利条件が
「得点ではなく、相手をゼロに抑える」
なので利に敵っており、だから有効且つ相手にとっては厄介な戦術だった
さて、現在の日本代表の課題は、守備力強化だろうか?
これに”Sí, claro”、と答えられると、議論の余地はない。しかし大抵の人は大声で、「何言ってんねん。得点力不足やろ!」と即答するに違いない
つまり今、日本代表が3バックに取り組もうというのは、長年の課題であるデフレ解消も出来ていないのに「最優先すべきは財政再建、増税だ!」と叫んでるオツムの足りない”デュープス”のように映るのだが