北海道ツーリング 第3日目其の壱 ついに北の地を走る!

快適で居心地は申し分ない太平洋フェリーだが、流石に2晩も過ごすともう飽きがきてて、起きてからは下船準備に専念する


クルマの乗客はともかく、仙台を過ぎてもバイクの乗客は大して増えておらず、何の混雑もなくバイク置き場から、苫小牧港へ下船。人生初の北海道上陸!


既に世界中あちこちに行っているので、最近は見知らぬ世界に来た感を味わってなかったが、フェリーターミナルから外へ出て流してると、久々に異世界感が沸々と湧いてくる


今回の旅行の相棒は、明日台湾からやって来る。私は一日先乗りで来てるので、本日は札幌の宿で前泊。苫小牧から札幌へは、新千歳空港を経由して札幌へ行くのが一般的だが、訳あって支笏湖経由で向かう


支笏へ向かう道に入ると、全然信号がない! これぞ北海道とウキウキして走るが、残念なのは路面のあちこちに見られる補修跡、路面状況は悪い


路面の荒さは気になるが、本州では味わえない信号なし渋滞なしの走行は快適、と楽しんでると、暫くすると視界が悪くなってるのに気づく。北海道ツーリングの難点その2、ヘルメットのバイザーに付着する、虫の死骸


まだ走り始めて20分も経ってないのに北海道ツーリングについて新発見の連続、と思ってると急に道が開け、湖が見える。支笏湖

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絶景。冷静に考えると本州でも同じ規模の風景はあるのだろうが、初北海道の感動もプラスして、「これが北海道か!」の気分が高揚してくる。最高の気分で湖畔の道を走ると、残念な事にまた森の道の風景に


ここから街の風景に出るまでが長かった。森の中の道を延々走らされる感じ。札幌までほぼ一本道なのであり得ないが、道に迷ったんじゃないか、という錯覚にとらわれてしまう


その森の道も終わり、街の道の風景が始まる。暫くは普通の感じだったが、平野に開ける辺りでまた感動。ここの風景は間違いなく大阪や京都でも見られるレベルだったが、その時は「北海道はやはり違う!」感覚にヤラれていたので、簡単に感動してしまう


完全に札幌中心部に入り、宿の付近まで来た確信で、コンビニの駐車場に一旦入る。バイクを停めた瞬間、襲ってくる熱気。そう、走ってるときは異世界感や感動で全く感じなかったが、この日の札幌は猛暑。ここは大阪だと言われても「ハイそうですか」と言ってしまいそうな暑さ


ずっと思い描いてた、快適な札幌はどこへ??? ちょっとガッカリしながら、本日の宿へチェックイン

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チェックインしたが本日の晩の予定までは、まだまだ時間がある。人生発来訪の札幌の街、探索に出かけよう

(第3日目 続く)