北海道ツーリング 第3日目 其の弐

今回の旅行計画の事前調査で知ったのだが、半年近くバイクの乗れない気候の札幌では、バイク駐輪場が皆無。つまり宿選びではバイク駐輪可が大きなポイントで、この日の宿もその条件で探し当てた

 

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何とガレージ(右側)はシャッター付き! 降雪対策か?


宿に荷物を置いて、久々に身軽になって札幌の街を流す。北海道随一の大都市札幌、やはり路駐は厳しそうだが、それでも大阪や京都に比べれば、駐車するスキはありそう

 

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情報通り、大通公園にバイク発見! バイク乗りは困ったら道交法の適用範囲を思い出せ


北海道とは何の血縁もない関西人の私に、長年北海道を身近に感じさせてくれた唯一の番組、是非とも訪れたいと思っていたのがココ

 

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建物自体は残ってるが、既に放送局は他所の新社屋に移ってるらしいので、テレビ局らしからぬ人の少なさ。しかし、オープニングでお馴染みのあの公園は健在

 

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社屋が見える近さの公園。“聖地”らしく巡礼するファンの姿も

 

これで個人的には札幌のミッション終了。それ以外に、この日は一つ予定があって、台湾で知り合った札幌在住の友達と再会する事。その人は今は札幌近郊の市で働いてるのだが、仕事が終わったら札幌に来るという。時間はたっぷり余ってる私は職場の方に出向こうかと申し出たのだが、札幌で行きたい店があるから、と私の宿で待ち合わせとなった

 

その約束をした時、何か悪い予感が走る。「仕事終わったら...」のフレーズ付の待ち合わせは、大抵遅れる。奴の場合も遅れに遅れ、来たのは夜の10時! 今から晩飯とは、俺らはスペイン人かよ!


しかしそのイライラを吹き飛ばす、真っ赤なコンバーチブルでの登場。プジョーのCCとは、アンタ車好きやったんか。バイクとはまた違う、屋根開きグルマの乗り心地に感動しつつ、すすきのの街を走る


で、連れてこられたのは、台菜餐廳。人生初の北海道の晩餐が台湾料理とは、なめとんかお前... と半ば呆れながら料理を口に運ぶと、好吃! 台中で食べてたのと同じ味が口の中に広がる


日本にある台湾料理は、本国とは似ても似つかないハズレばかりだったので、まさか北の地で本物に出会えるとは!

 

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未だ日本では有名でない蘿蔔糕や潤餅も見られる!


10時まで待たされたことも、期待の北海道料理じゃなかった事もスッカリ忘れて、美味しい台湾料理で北海道初日の夜が更けていった