北海道ツーリング 第5日目 其の弐

前日宿泊した帯広市より、更に人口の少ない弟子屈町。宿の回りに他の建物は無く、「北海道に来たんだな」感は益々強くなる。宿の建物自体もサークルの夏合宿で使うような造り。そうそう、こういうのを期待してたんだよ

 

チェックインしたがまだ日は高いので、回りを散策する事にする。通常の旅行で”散策”はプラプラ歩く事だろうが「北海道はでっかいどう」では、それは通用しない。バイクで来て、ホント良かった

 

先ずは道の駅の名前にもなってる摩周湖。水の綺麗さ、回りの緑の美しさがハンパではない。が、ここまで北海道の大自然を延々見ながら走ってきた私には、既に景観への感動は麻痺しつつあった

 

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北海道の水の綺麗さを象徴するような、摩周湖

 

次はお隣の屈斜路湖畔の温泉。”温泉”と言っても湖が目の前の場所に掘った小さな池のような物があるだけで、脱衣場すらない。弟子屈町に入ってから、私の期待してた北海道感が一気に深まる

 

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本当に湖畔に”あるだけ”の温泉

 

回りに遮るものは無いが、温泉なので私は当然の如く全部脱いで入浴。台湾人の相棒は照れてパンツを脱げずに入ってくる。おいおい、隣の白人のオッサンを見ろよ。堂々とマッパで入ってきてるだろ。話してみるとドイツ人。流石は公園ですら全裸になる国民性、堂々としたモンだな

 

入浴を終えると日も暮れて晩飯タイム。流石に“夜の町”など無く、一軒だけ開いてたのはラーメン屋。ラーメンも北海道旅行の必須科目と思い、本日のディナーに決定

 

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ラーメンは決して志那料理ではなく、日本料理。是、台湾で学んだ事実

 

摩周湖見て、温泉入って、北海道ラーメン。フツーの旅行っぽい一日も良いもんだなぁと思いつつ宿に戻ると、もっとひと夏の旅行っぽい夜が待っていた...