CBR250RRインプレッション 其の壱 購入への道

CBR250RRに乗り始めて、ほぼ2年。そろそろ忘れそうなので、購入時に考えてた事をつらつらと書き留めよう

 

最近また流行ってきたフルカウルの250を買おうかな、と思い始めた時、最初に目についたのは先代のYZF-R25。当時飛ぶ鳥を落とす勢いの売れセン車種で、現代のオートバイは昔乗ってたVTRとどれほど違うのか期待してレンタルしてみた

 

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洗練された現代のカウルデザイン、参ったよ

 

狙ってたのは、高速道路もしくは空いてる郊外幹線道路を気持ちよく飛ばせる(あくまでも常識的な速度域で)走行性能。世間的にどう評価されてたかはさておき、VTRはその辺りの性能が実に秀逸だった

 

で、ファーストインプレッションはR25は驚くほど、VTRと似ている」

 

私の期待した「VTRの持ってた高速走行のあの感覚をもう一度」に、R25は見事に応えてくれた

 

尤も「違いが無い」は私のリクエスト上の話であって、15年ほど経た現代の製品、当然明らかな違いはあった。それは、ルックス

 

もう嘗ての油まみれで改造車当たり前のアウトローな二輪のイメージはそこになく、将に未来の乗り物。オシャレでカッコいい。こりゃスマホさえあれば満足の野心無し世代も見た目に騙されて買ってしまう訳だと、乗る事も忘れてバエ写真を撮りまくりながら思ったのが

 

「楽しいしカッコいいから、もうこれに決めようかな」

 

が、気になる点も。何故インパネのウィンカー表示が1つなのか? 何故片目点灯なのか? 昔なら気にも止めなかった些細な点だが、R25あまりにもデザインが素晴らしいので、逆に気になって仕方がなかった

 

で、後日Ninja250(これも先代の)を試してみる。こちらの現代風のデザインでカッコいいと言えばカッコいいのだが、R25に比べるとイマイチ見劣りする。が、別の感動があった

 

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間違いなく、フルカウル250ccの最適解、の先代Ninja250

 

「デザインだけじゃない、現代のバイクは中身も進化してる!」

 

高速走行の安定性、エンジンの回り方、スリッパークラッチの使いやすさ、そしてこれは性能差ではないが、ポジションが私にジャストフィット。現代のバイクはこんなにも乗りやすいのか!

 

どこぞのインプレッションサイトで読んだ記憶があるが、「フルカウル250の最適解はKawasakiがNinja250で出してしまった。だからYamahaはデザインやカタログスペック(最高出力)、そしてハンドリングに振ったりと別の個性を出さざるを得なかった(あくまでもうる覚え)」って言うのは、まぁ事実なんだろう

 

という訳で「フルカウル250としては、これで必要十分。見た目も及第点だし、これは私的ベストセレクション」と確信、その後すぐに国外に行く必要があったが「帰国したらすぐに買おう」と毎日のようにGoobikeのサイトをチェックしていた

 

が、帰国して知った悲しい事実。欲しかった色がもう売り切れ。「新型が出るから、もうこの型(の希望色)は作られない」...

 

えっ、もう買う気満々だったのに、困った。どうしよう(続く)