第33節清水戦 ダービーよりも価値のある勝利!

最初に言おう、この試合は今シーズンのベストゲーム、である

 

そして、F東に負けた事で死に体になってたチームにとって、来季への展望を明るく開く、非常に価値のある勝利!

 

何故なら、このチームセレッソアイデンティティを忘れてなかっと証明されたから

 

と言っても、後半途中まではいつもと変わらないセレッソの試合だった。どちらかに先制点が入り、その後はお互いグダグダと時間を潰すだけ

 

セレッソが先制していれば上手く時間を殺して守っている、先制されていればダサいセレッソの攻撃陣が時間を浪費している、の違いがあるだけの”客も減るで”ティースペシャ

 

しかし、しかしだ。この試合、71分からセレッソ豹変する。まるで別チームのように。それまでとはあまりにも違いすぎるので、列挙すると...

 

・それまで寝ていた松田が突然ファーへのナイスクロス(相手DFのクリアが無ければ1点モノ

・ソウザ→清武のショートコーナーから柿谷のバックヘッド(相手GKのナイスセーブ)

・清武から裏抜け鈴木へのスルーパス

・また同じショートコーナーから鈴木シュート→ゴール前のこぼれ球を丸橋の1点モノシュート

 (何故外れたか全く理解できないレベルの)

・ソウザのサイドチェンジから松田のクロス→水沼のヘッド

 (相手GKのスーパーセーブに阻まれた1点モノ

 

そして水沼の(相手DF助演の)ドライブシュート

今シーズン初めて追い付く同点ゴール!

 

たった3分間の怒濤の攻めである。リスク回避がイデオロギーのような公務員サッカーのチームが、もう消化試合に突入してモチベーションの湧かない筈のチームが、何故こんな猛攻が出来たのか???

 

それが不思議でその後はボーゼンとして試合の流れが頭に入ってこなかった(逆転ゴールすら、大して覚えてない)

 

しかしDAZNで再度試合を見て、ハタと気づいた。そう、ティーナがスイッチを入れていたのだ

 

選手だけに分かる秘密の暗号ではない。堂々とテレビ画面にも写ってる、誰でも見ることが出来る、まるでJRAのサイン読みのようなスイッチ。それは...

 (続く)