第34節大分戦 来季の為のぐるぐるサッカー

'19シーズンの最終戦の相手、大分トリニータ。今季話題になったチームの1つである

 

2シーズン前までJ3にいたチームが、開幕戦で優勝候補の一角の鹿島を撃破。その後も快進撃を続け、終始好位置をキープ

 

快進撃の理由は統率された組織戦術。選手に適切なポジションを厳守させ、GKから丁寧にパスを繋ぎボール保持を心がけてる

 

ん? どっかで聞いたような謳い文句。そう、片野坂の大分は実はロティーセレッソと酷似したチームである

 

只、大分はJ2上がりの地方チーム、つまり予算的にハンデがあって個々の選手のレベルでは上位のクラブに劣るので、それらライバルチームと伍していく為により戦術を徹底させている

 

これが好を奏して前半戦は快進撃。しかし戦術徹底は諸刃の剣で、決められた通りにプレーする、ヒジョーに分析しやすいチームとも言える

 

なので分析の鬼、ロティーナにとって、J1で最も与しやすい相手、とも言える

 

それは試合を見ても明らか。あのメンバーでぐるぐるサッカーやっても勝てた。柿谷やソウザはさぞ楽しかったやろ。あんな手数かけまくって自分達のやりたいようにやって、ボールロストしまくってもモタモタ攻めても、勝てた

 

それは一重にロティーナに相手を丸裸にしてもらったから出来た”お遊び”で、それでも先制点はセットプレーで結局たった2点しか取れないのは、来季優勝を狙う上でやっぱりセレッソの攻撃力不足は深刻という事

 

「大分はセレッソと酷似したチーム」

「大分は分析すれば与しやすい」

 

この2つの意味する事は簡単やろ。次はセレッソが丸裸にされる番やで。来季は初優勝の好機やと思うけど、”このままやと足らん” 

 

しかし同時に、それに対する答え(のヒント)も見れた試合だった、それが表題の... ぐるぐるサッカー (^^;