ヤンマーはセレッソ支援に本気出せる???

CB250Rのお陰で、自分はMotoブログを書いていた事を思い出せたのだが、その事は同時にセレッソブログであった事も思い出させてくれた。¡Gracias、CB250R!

 

と言ってもこの間セレッソ的には動きは殆ど無く(せいぜい安藤が町田ゼルビアに移籍した程度)、一方Jリーグとしては大きなニュースがチラホラ流れていた。その内の一つが、Jクラブ親会社の税務扱い

 

知っての通りプロスポーツスポンサーの支援なしには成り立たない存在なのだが(嘗てのBarçaの”ソシオが支える”は幻想)、それは親会社からクラブ運営会社へと巨額のマネーが動く事を意味して、カネが動くと税金が発生するのが悲しかな世の習い

 

つまり、同じ会社の営業が稼いだカネが総務や経理の給料になっても「そんなん当たり前やろ」で済むが、「ネット通販で稼いだカネが球蹴り会社のスペイン人の給料になって、非課税な訳ないやろ」ってな話

 

田舎の親から仕送りしてもらって東京の三流大学で遊び呆けてる若者にとっては「何で税金かかるの?」てな話やろうが、申告なしの巨額のおこずかいは一国の首相(ルーピー)がザイ務省の言いなりになってしまうぐらいの違法行為でもあるんよね

 

なので某通販会社はスペイン人にあげる巨額なおこずかいで後ろ指差されないように「あれは広告宣伝費です」とか体裁取り繕ったり、それが巨額過ぎて認められない分は渋々寄付金扱いにしたりと、辻褄合わせてた訳(どこまでが認められたかは、個々の案件なので私は知らない)

 

さて、プロ野球のオールドファンは知ってるけど決して公言しない、ある意味アンタッチャブな案件があって、何とプロ野球に限っては国税無条件で広告宣伝費=損金扱いを認めてきた

 

嘗てはあり得ない赤字を垂れ流してた球団、特にパ・リーグ球団が存続出来た理由がこれで「税金で持っていかれるくらいなら球団の赤字で相殺して..」.てな大人の論理でお荷物球団は利用されてきた

 

一部プロ野球ファンは「Jリーグは税金で賄われてる」と揶揄するが、奴らは国税に飼われてなかったら、今頃は1リーグどころか巨人阪神の2球団リーグになってた」という事には決して触れない卑怯な生き物でもある

 

で、今回国税が明示したのはプロスポーツは全部プロ野球同様の扱いでエエよ」

 

web.gekisaka.jp

 

これはJクラブにとって大転換で「全額損金扱いになるから、是非ともおこずかい増額を」プロ野球がしてきたインチキをこちらも行える、のである

 

Jリーグは特定の親会社におんぶにだっこのプロ野球とは違うフリをしてるが、それは創成期に「旧態依然のプロ野球とは違うから」と先進さをアピールしただけに過ぎず、やっぱりプロスポーツ興業ってガッツリ親会社システムの方が経営は安定するんよね(その代償として、親会社の言いなりになってしまうが)

 

ここで、Jリーグがプロ野球と大きく違う点が1つ、「全てのJクラブが親会社を持ってる訳でない」

 

日本リーグを原点とするクラブは大抵大企業の親会社を持つが、J発足以降に誕生したクラブはスポンサーはあっても親会社と呼べるほどの"ケツ持ち"を持たないクラブも多い

 

で、古豪ヤンマーサッカークラブからスタートした我がセレッソ大阪は、当然ヤンマーが親会社でJ誕生以降の後発クラブより有利なのだが、セレッソには更に有利(と思われる)な点が

 

例えば、名古屋の某クラブ、親会社は世界に名だたる巨大自動車メーカーであるが、もしそこが極端な支援を行えば「球遊びに回す分を配当に回せよ」とシャチョーよりも偉いモノを言うナントカさんに怒られてしまう可能性がある

 

当然ヤンマーにも株主は居るのだが、なんと非上場なので球遊びにうつつを抜かしても経営陣が吊し上げられる可能性は、上場企業よりは低い

 

こういう背景を考えると武漢肺炎による安倍政権官製不況は、セレッソが他クラブを出し抜くチャンスでもある

 

あくまでもヤンマーとセレッソにその気があれば、の話だが...