'20第5節広島戦 2点差は危険な点差... な訳ないやろ!

何度もクドクド書きたくないけど、先制した時のセレッソはやはり強いな

 

この傾向はロティーナフッボルが定着してから一貫してるんやけど、今季は「1点取ったらハイ終わり!」に飽きたらず、勝利を更に確実なモノにする2点目を取る能力も発現しつつある

 

その2点目の取り方は、相手GKフィードに対して積極的な前プレでボール奪取、間髪入れずカウンターで仕留めるという、およそ昨季のセレッソのイメージから全くかけ離れた鮮やかさ。IT好きの言い方を用いると、ティーナ2.0と言うべきか

 

1点ですら勝利は濃厚なのに、今のセレッソが2点リードしたら負ける方が難しい。1点返されてからは防戦一方に見えたかもしれんが、セレサポの方は一度でいいから相手の立場になって見てみ。まぁ堅い、堅い。"あと1点"が遠い、遠い

 

この試合はヨニッチ来日以来最低のデキだったのだが、それでも"最後の砦"キムジンヒョンが立ちはだかる。つまり「PKのような事故で1失点はあるが、2点目を取っていれば論理的に負けない」という事がダービーに続いてこの試合でも証明された

 

そう、今のセレッソにとって2点はセイフティーリード。サッカーの実況でよく「2点リードは危険な点差」とか言うけど、それは嘗てのJのように守備戦術が未発達のリーグでの昔話

 

某W杯優勝監督も20年以上前に既に「2点はセイフティーリード。危険な点差なんてあり得ない」と言っている

 

論理的に考えても「1点取るのが至難のサッカーで、2点差を追い付く=2点取るのは輪をかけて至難」の結論になって然るべきやろ。理論通りに事が運ばないのは、単に脆弱なメンタルが論理の邪魔してただけ

 

フラフラと戦い方が定まってないどこぞのチームのサポならともかく、戦術が確定して心理的要因の入る余地の少ないチームのサポは、2点差ついたら安心して風呂に入ろう!