'20第8節平塚戦 省エネ大作戦は成功するか?

志那中共あまりの悪行に天が怒って滅ぼしにかかってるとしか思えないような、大雨しかも長雨。そんな極悪国家の近隣に位置するのが我が国の"生まれの不幸"で、思いっきりワリを喰って延々続いた今年の梅雨もやっとこさ明けて、毎年お馴染みの酷暑が始まった大阪

 

そうなると日本サッカー界の永遠の課題、「サッカーするには酷な時期だが、興行的には掻き入れ時なので試合開催せざるを得ない」に悩まされるのだが、それに輪をかけて今年は武漢ウイルスパニックのせいで何と8月にルヴァンを含み公式戦8試合を強行するハメになっている

 

酷暑下の鬼スケジュールというと、年51試合も組まれてた'09シーズンのJ2リーグを思い出すのだが、当時とある名将が名言を残した

 

「暑くなれば走り回るチームより、技術があってボールを回せるウチが有利」

 

まだまだ世間の見方がヌルかった私は、その言葉をバカ正直に信じて「今はついてきている他3チームも暑くなれば振りきれるだろう」と、夏を楽しみに待ったものだ

 

が、夏が終わって涼しくなっても4強ダンゴ状態は解消される事はなく、それどころかそろそろ上着の必要な11月になってようやく昇格が決まる体たらくで、「あの名言は迷言だったのか」と気づかされた

 

名言が迷言になった理由は色々あるけど、結局「技術差を省エネに活用する意思が全く無かった」というのが大きいと思う。何せ”開始5秒でGK退場、更にもう1人退場で9人で戦った”伝説のカターレで、追い付いただけでは潔しとせず勝ち越しを狙って攻めた(そして返り討ちにあった)ほどのイケイケフッボルをしてた当時のセレッソ体力温存の意思が無ければ多少の技術差なんて誤差の範囲になる事を痛感させられた

 

だから、「暑くなると個人技の高いウチが...」なんて嘯く奴は歴史に何も学ばない愚か者だと私などは思うのだが、今季に関しては「初めて定説が現実になるかも?」との期待を抱いている(何度も騙される典型的なタイプ)

 

スプリント回数 18位 123回 / 試合 (1位 F東 183回)

* 走行距離 10位 113km

 

ティーナのチームは極端なデータを示す事が多いが、スプリント回数はその典型。首位のF東と比べると、毎試合1人あたり約6回も少ない。一方総走行距離はほぼ真ん中の順位なので、決して走らないチームという訳ではない

 

'09シーズンのデータがないから分からないが(そもそも当時は測定してないだろうし)、当時はスプリント回数が極端に少ないチームでは無かったと容易に推測される

 

で、何が人を疲れさせるかと言うと全力疾走であろう。それも突然の、場合によっては自分の意思でなく強いられての(SBが相手に裏を取られた時とか)スプリントが。それに比べれば走行距離の多寡など、然程問題になる数字ではない

 

つまり「同じ個人技の高さでも、今季はそれを省エネに活用するチームである」と言えるのでは。だから「今度こそは夏場に抜け出すという夢が叶う」と期待が膨らむ訳

 

あまり指摘する人は居ないがセレッソ夏場に停滞が定番のチームの一面もあるので、「人間の行動で天候に勝つなんて、どだい無理な話」という私のポリシーを、是非ともバスク親爺には完全否定していただきたい