'20ルヴァンGS仙台戦 桜の8番に来季はあるのか

浦和戦に勝った時点で有利な位置には居るが、この試合に負ければGS敗退。しかも2日後にはルヴァン以上に重要なリーグ戦が控えてる。そんな微妙な状況での一戦、微妙なメンバーで臨んだセレッソだったが、"元エース"の活躍で快勝やったな

 

柿谷は、私的にはもう終わった選手である。ある意味、Jで最も重い意味を持つ"桜の8番"を任されてる身でありながら、仇敵からのオファーを即答で断らなかった時点で

 

客観的に見ても今の立ち位置は嘗ての絶対的エースからほど遠い。左MFとしてはロティーナが清武を絶対視してるのは明らか、かといってFWとしても今のチームは奥野抜きには考えられない

 

ここで昨季までの右MF、やたらチーム貢献度の高かった(つまり外せない)水沼が退団して、「右に回ったらエエやん。柿谷、やっぱり持ってるな」と思わせたのも束の間、何とJ2から坂元がやって来てその位置を埋めてしまった。彼はセレッソでは唯一の個人で局面を打開できるドリブラー、ロティーナが外す筈がない

 

このように現状では柿谷にレギュラーの目は無く、開幕から"攻撃の交代選手"の位置に甘んじてるのだが、バルサもつけ狙う超有望新人がケガから復帰した今、そのポジションさえ危うい

 

多くのサポは受け入れ難いだろうが、"ベンチ入りすらままならないジーニアス"の状況が目の前まで来ている (西川の状況次第ではあるが)

 

嘗て天才の名を欲しいままにした選手が、そんなシチュエーションを受け入れる事が出来るのであろうか?

 

以前の2回の移籍未遂騒動は、多分に相手側に請われての意味合いが強かったと思うが、今回は己の選手生命を延ばすために考えた方が良い... てな考え方もあるかもしれへんな

 

何や回りくどい書き方になるんやけど、要は「嘗て夢を見せてくれたヒーローには、それなりの待遇に収まっていて欲しい」と思う訳で...