'20第10節柏戦 同期の桜のナショナルダービー

今節の対戦相手、柏レイソルセレッソの好敵手、つまり真のライバルである

 

ガの字から始まる、頭のおかしなサポを多数抱える某チームをライバルと呼ぶ御方も居るらしいが、あれは人類に対するウィルスのような存在、セレサポからすれば単なる"害"に他ならない

 

柏をライバルと思う一番の理由は同期参入。日本リーグ時代の実績から言って初年度からJ参入してもおかしくなかったのに、お互い出遅れた

 

そして参入後の成績も結構似かよっていて(私的見方では)、初タイトルまでかなりの年数を要したし(同じタイトルでもあちらはJ1優勝で実に羨ましいが)、これまた同じく頻繁にJ2落ちもした(しかも落ちる筈のないような戦力で)

 

それから、ネルシーニョが何度も監督してる関係か同じブラジル人の名将クルピに3度率いられた関係を連想させるし、「打ち合い上等!」と、嘗てはチームスタイルも似ていた

 

嘗ては??? そう、ここ2代の監督でセレッソはすっかりチーム体質が変わってしまった。この試合のように開始5分の先制点でもう勝利を確信出来るなど、"大熊以前"では考えられなかった

 

私はセレッソ以外には殆ど関心が無いのだが、"ライバル"に敬意を表してこの試合の前には珍しく相手チームをプレビューしてみた。オルンガってFWが凄いらしいが、どんなもんや? 桁違いの走力で江坂からの"行ってこい"パスから点取りまくってるんか。ヘッドの打点もやたら高いから、クロスをバンバン決められるんやな。ハヤぶさ永井とケネディの合体形か、ヤバいやん...(汗

 

そんな杞憂も幸運な事に開始5分で終了。リードしていれば普段以上に"後ろ重心"に出来るから、オルンガの走るスペースが消える。後はあの驚異のヘッドやけど、それはヨニッチで対処出来るのは想定済みやし

 

まぁ、それでも結局ゴールを決められてしまったし(アシストbyジンヒョン)、前半にも驚異の高さの"落とし"でアシスト未遂まであったし(これもジンヒョンのスーパープレーあってのハイライトシーン)、規格外のFWである事は間違いなかった

 

と同時に"反則ガイジン"に頼る危険性も痛感した。世界中の選手を瞬時にスカウティングできるシステムが確立してる現代、J2とは言えギネス級のゴールラッシュでサンガを血祭りに上げた情報など直ぐに世界中のクラブに知られる。で、J1でも順調にゴールを重ねるとなると、そりゃ海の向こうからお声がかかるわな

 

移籍話にどこまでの信憑性があるのか分からんが、もしオルンガが抜けたらレイソルは戦い方を180度変えんとアカンやろ。「彼一人に頼ってた訳やない」なんて現実から目を背けたら、昇格即降格の憂き目にあうで(あっ、今季は降格なしか)。それほど規格外ガイジンは諸刃の剣である

 

 夏の移籍ウィンドゥがオープンすると「得点力不足だからガイジンFWの宝くじを買え!」てな声を上げる輩が居るが、「劇薬は副作用が怖い、そこそこの効果のバファリンで満足しようや」とつくづく思うわ