'20第11節川崎戦プレビュー バルサvsバイエルンの再現なるか

プレビュー、つまり戦前の予測と言うのはレビューの何百倍も難しく、プレビューを全くせず後出しジャンケンばかりしてるシロート戦術家の言うことなど1秒たりとも聞くに値しないだが、それに該当する私もたまには気分転換に試合前のプレビューを書いてみようと思う

 

と言っても「こうすれば勝てる」だの「こうすれば川崎の攻撃を封じられる」なんてどこぞのエラソーなYoutuberのような事を書くつもりはない(そもそも分からんし)

 

書きたいと思ったのは、この試合の意味合い。この試合にセレッソが負けたら今季のJは終了である。モチロン、川崎のぶっちぎり優勝で

 

ご存知の通りフロンターレは目下Jリーグ記録の9連勝中で、しかも開幕から負けなしである。これがポッと出のチームなら"春先の珍事"(もう晩夏やけど)で済まされるのだろうが、'17&'18シーズン2連覇且つ昨季のルヴァン覇者がやってる事である。実力が順当に発揮された快挙だと見るべきである

 

で、暫定二位のセレッソ、僭越ながら現時点で川崎に最も近い存在であり、しかも今季もリーグ最少失点。怒濤の攻撃力の首位チームとは別の強みを持っているチームである。加えて言うと、近年の直接対決の分は"極めてよろしい"、相性はセレッソの方が良い訳である

 

つまり、これだけ好条件を揃えるウチが止められなかったらもう川崎を止められるチームはなく、ワンサイドのオセロのような最終節まで並ぶ白丸の一直線を見るハメになるだろう

 

で、止め方なんだが、前述の通りそんなモンはサッパリ分からない。しかしチョット展開を予想すると、バルサvsバイエルンの再戦になるのでは?

 

先週末のサッカー界の話題は、フロンターレの連勝記録でも、キムジンヒョンのスーパーアシストでもなく、バルサ屈辱の8失点惨敗だろう

 

Vergüenza!  Ridículo!  Humillante!

 

まぁ、ありとあらゆる悲観的な見出しがwebサイト上で踊ったが、あれは端的に言うとGKからのショートパスビルドアップ戦術が山王工業バリの前プレ速攻に完敗したって事やろ

 

例によってヨソの試合なんて全然見てない私だが(最近は中島もっくんの新潟戦は見てるが)、聞くところによると川崎はバイエルンと同じ芸当(壊滅的前プレ速攻)が出来るらしいやないか!

 

セレッソバルサに準えるなんておこがましい事は言わないが、少なくともGKからのショートパスビルドアップで戦う事は間違いない(今季はその戦い方しかしてないし)。つまりバルサのGKリスタートシーンでの同試合が、明日の等々力では試合開始から展開されるのでは?

 

何や敗戦の予言をしてるようやけど、私が期待するのはパラレルワールド、つまり同じ事をしたけど違う結果の世界

 

セレッソがJリーグの灯を消さない為には、前プレ速攻vsGKからのビルドアップ遅攻の優劣の結論はまだ出てない」と証明せねばならない

 

エラい難儀な仕事や。またラッキーゴールで早々に先制でけへんかな?