高速のインプレを書いたのでワインディングも書かねば...なのだが、今の250ccスポーツバイクの設計で峠が面白くないなんてあり得ないから、もう書かなくてもええやろ
倒立サスになって更に安定感が増したとか、私が「絶対弄ってる」と疑ってるエンジンに低速の粘りが増したとか些細な差はあるやろうけど、大筋で言えば先代も新型も十分に峠で楽しめる
そもそも峠は一般道やから、毎日走って勝手知ったるマイコースだったとしてもブラインドコーナーでド下手なサンデードライバーがラインはみ出して来る恐怖もあって安全マージン増し増し走りしか出来んし、微細な性能差を追求する走りなんて無理。どうしても限界を追求したい人は、サーキット持っていって確かめてくれ
街乗りに関しては... 言及するだけ行数の無駄やろ
メーターパネル
長方形のオール液晶デジタルメーターは個人的にはシンプルすぎるデザインに思えるのだが、これは好みの問題。先代のアナログタコメーター&その他デジタルメーターもデザイン的には良かったのだが、唯一気に入らなかったのが左右のウィンカーを1つのランプで兼用表示してた点。コストダウンの必要性は分かるが、如何にも安く作りました感が出てしまう。新型で、一般的な右用左用の2つに分かれたのは"Me gusta!"な改良点
ライト
先代でもう一つ気に入らなかった点、それはライトの片目点灯。他のバイクにも多く見られるので、両目点灯のクルマとの見分けの為だと思ってたが、どうやらコストダウン(某YSP Youtuber曰く)らしい。片目点灯は「ライト切れ気づかずに走ってるの?」感があって好みじゃないので、2灯点灯になったのも"Me gusta!"な改良点
ホーンスイッチ
MC51に代表される最近のHonda車に乗る時の注意点は「ウィンカースイッチは下」 これを意識せずに乗ると必ず最初のコーナーでホーンを鳴らして赤面するハメになる。ウィンカースイッチが上か下か、どちらが良いかに結論は出ないが、YAMAHAから素晴らしい解決案が提示された。それは「似たような形状での上下配置の廃止」
この案は実に秀逸で、そもそも使う機会が滅多にないホーンなんか、このように一番遠くに置くのが利にかなってる。ここでもまた"Me gusta!"な改良点
ハザードスイッチ
RRへの数少ない不満点がハザードスイッチ未装備。あのバイクは走行性能でライバル車種を圧倒する事に主眼が置かれサーキット走行に不要な装備は重視してないからだと思うが、ツーリング派としては高速道路での突然の渋滞に遭遇した時に後続車に知らせられずに焦る。YZF-R25が新型でハザードを装備したのは、またもや"Me gusta!"な改良点
エンジンスタータースイッチ
RR同様、キルスイッチ兼用となった。使用頻度が少ないスタータースイッチはこれで十分で、こちらの方が部品点数も減らせるので今後は兼用型が主流になるのでは。只、押す形式のRRのと違い引く形式になってるので、若干使い辛い(慣れの問題だろうが)
スタンド
Ninja250同様、初心者も安心して駐車出来る車体角度になるスタンド設計。が、RRに乗り慣れてる身としてはYZF-R25では「ここまで倒してエエんか?」と逆に違和感を感じるレベルの深さ。Ninjaの時に書いた事と逆説的になるが、より狭い場所に駐車出来て引き起こしのアクションも小さくて済むRRの"傾かないスタンド"の方が慣れたら便利やな、とも思った
(結論に続く)