'20第26節大阪ダービー 前哨戦(?)勝利!

"大阪市唯一のJクラブ"、セレッソ大阪にとっても多大な影響を与えかねない大阪市廃止・特別区設置住民投票(これがこの投票の正式名称)、反対多数で大阪市は無事存続となったな

 

Jリーグのホームタウン構想の原則は市町村にあるので、そのホームタウンを廃止されるとなればサポとしてはその一点だけで反対出来る、私にとっては実に簡単な選択であった

 

実際は大阪市廃止となった場合にホームタウンの扱いがどうなったかは不確定であったが、北の言われへんところが北区を盗りに来たことは間違いない。と言うか、獲りに来んかったらクラブ社長は経営者としては無能やろ(私が社長やったら、長居がある区以外の3区全てを獲りに行ったわ)

 

チャイナウィルスによる経済危機がJクラブ経営に多大な打撃を与えた事でも分かる通り、イザという時にモノを言うのが資金力。放映権がJに一元管理されてる以上、資金力増強の為にクラブがすべきはスポンサーを増やす事

 

それには2つの手段があって、1つはサポーター(観客数)を増やす事。しかしこれは一筋縄ではいかず、もしこれが簡単に出来るようなら今頃舞洲の選手用駐車場はポルシェやフェラーリで溢れ返ってるって(Ciudad del Real Madridのように)

 

で、もう1つの手段がホームタウンの拡大。基本的にサポーターの数はホームタウンの人口に連動するから、新たな市をホームタウンに加えられたら単純にその市の人口に比例したサポーター数の増加が見込める

 

セレッソ大阪堺市を、そして言われへんところwikipediaが書ききれへんって言いそうなぐらい多数の北摂の市町村をダラダラと見苦しくも傘下に連ねるのも、その論理

 

このホームタウン人口問題は根深く、例えば鳥取市のクラブがノーベル賞級の素晴らしい経営案を出そうが、東京のクラブよりも規模がデカくなる事なんてあり得ない。逆に言うと、人口が多いだけで経営規模が大きい首都圏のクラブサポが、地方のクラブの経営危機を見下すのはアンフェアなのである

 

やってはいけないと子供でも分かる観客数の偽造、成績を残したのにスタジアムがないばかりに昇格出来ない、かなりヤバそうな経歴の選手やけど背に腹は変えられんから雇おうか... これは全てホームタウン人口による悲哀なのである。これを努力で覆せるという奴は、今すぐ奈良クラブにでも行って新規スポンサー獲得の営業職をやらせてもらえ(3日でケツ割るやろ)

 

かくいうセレッソ大阪市という日本有数の大都市に籍を置いてるからこそJの中でも(比較的)大きな顔が出来るのであって、その源の大阪市を無くそうなんて悪企みは何があっても潰さなければなかった

 

私が言われへんところのサポやったら、この結果を臍を噛んで悔しがった事やろうな。「チッ、あいつらを大阪の片隅に追いやる千載一遇のチャンスやったのに」って

 

なので、今回の大阪ダービー、防衛成功でセレッソが先勝、って事でどうやろ?