現代社会でコンプライアンスという言葉をご存じでない人はよもや居ないだろう
嘗て日本経済が今より遥かに勢いがあった頃、やってる事は結構いい加減だった。仕事なんて山ほど来るので細かい事をバカ正直にやってる時間はそもそも無かったし、何でもかんでも結果オーライが許された(最終的にカネで解決出来るだけの余力もあったし)
が、そんなバブリーな話は、今となっては異世界の夢物語。今では全てに於いてコンプライアンスが厳しく要求される。プロフットボールクラブも企業である以上、その例に漏れる事はない
さて、とあるクラブの監督交代の理由は以下の要約だと思うが、
若手が伸びてこないから → 39歳の選手を獲得
守備的はダメ、得点力が足りない → J2でノーゴールのFWを獲得
トップ3じゃなかったから → 39歳ノーゴーラーで勝てるとでも?
ここまで書けば明々白々だろう。全ての理由が後にとった行動と相反している。即ち、セレッソのトップは偽りの発言を以てサポーターを欺いた訳である
虚偽報告は重大なコンプライアンス違反である。先に書いた通り、現代の企業トップとしては許されない行為である
私は以前、「モリシは辞表を懐にしてシーズンに臨め」と書いたが、企業トップとしての資質に欠ける事が判明した今、即刻辞めてもらいたいと思っているし、それに連座するヒゲのGMに関しては言うに及ばずである
プロスポーツクラブは公的なものである。一部の人間が懐古趣味で私物化して良いものではない。何をやろうが結果が出るまでは黙っとけ! なんて時代、とうに終わっている