'20オフ其の捌 茂木は今すぐJ1で通用すると思うが...

今を遡る事10数年前、GKに悩む某クラブに凄い才能が入ってくるとの情報があった。彼はプロ経験の無い大学新卒の外国人選手。しかし初戦で見せたそのパフォーマンスから、モノが違うのは素人目にも明らかだった。そしてその選手は以降10年以上も延々と桜の門を守る守護神として君臨し続けた...

 

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サッカーの選手起用で何が悩ましいかと言えば、それはGK。ルール上はFWもDFも区別の無いフィールドプレーヤーと違い、GKは唯一手を使えるという特権ゆえ、その席は1チーム1つしか用意されてない

 

即ち、チームで序列No.2のキーパーはどんなに優秀でも試合に出られない。家長も使いたいから2→3シャドーに布陣変更...とか、FWやけど試合に出る為にサイドで起用...みたいに融通効かせるなんて事は、キーパーに於いては起こり得ない

 

このキーパーの悲哀にどっぷりハマってるのが、セレッソの若手2名。特に茂木は、U23の試合のハイライトなど「茂木のPV?」と見紛うほどスーパーセーブを連発。あれを見たら既にJ1レベルにある事に異論を唱える人は居ないだろう

 

永石については良くプレーを見たことがないのだが、3年前のオフに「大学No.1の凄いGKが来る」と噂された事から(当時はジンヒョンの再来かと思ったわ)、こちらも直ぐに実戦で使うべき才能であろう

 

しかし、既に述べた通り、チーム内に自分以上の選手が居ればノーチャンスになるのがGK。いくらJ1で通用する才能であっても、リーグNo. 1のレギュラーGKを差し置いて若返りを図る、そんなバクチに出れる監督はそうは居らん

 

そう、若手GKをレギュラーに抜擢するのは割に合わんバクチなんよ。その選手が通用する保証が無いから? いやいや、それだけならバクチの通常リスクで諦めもつくが、賭けに勝って抜擢した若手が結果を残しても、待ってるのは下記のような厳しい現実...

 

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