'21戦力評価 攻撃篇

開幕まで残り1週間となり、緊急補強ダンクレーも獲得して流石にチームの陣容は整ったと思うので、遅ればせながら今季のセレッソの戦力評価をしてみようと思う

 

1. 攻撃篇

先ずは昨季のJ1の結果から振り返ってみよう

 

1位 川崎   得点88 失点31

2位      得点46 失点42

3位 名古屋  得点45 失点28

4位 セレッソ 得点46 失点37

9位 マリノス 得点69 失点59

14位 神戸   得点50 失点59

16位 清水   得点48 失点70

 

優勝チームはブッチギリの数字なので参考外として(今世紀中はあんなチーム出ないやろ)、特筆すべきは上位チームは意外と総得点が少なく、それらよりも得点が多いのに下位に低迷しているチームが結構あるという事

 

マリノスは上位チームよりも20以上も得点が多かったのに優勝争いの蚊帳の外の9位、清水に至っては例年の降格圏(プレーオフ行き)である。つまり、ものすごく簡単に言うと、点が取れても上位進出の保証はなく、得点なんて45点程度取れればOKなのがJというリーグなのである

 

で、昨季のセレッソの得点の内訳は

 

メンデス 9ゴール

清武   8ゴール

奥埜   7ゴール

豊川   5ゴール 

(他2ゴール以下の選手数名)

 

この数字をベースに、今季どうやって45ゴール獲得するかの皮算用をしてみよう。

 

先ずは、清武と奥埜の2名合計で昨季と同じく15ゴール取るとする。昨季は前線起用も多かった奥埜は今季はボランチ専門が見込まれるのにムチャな計算ではあるが、物事を簡単にする為に取りあえず15ゴールカウントとする

 

次に豊川だが、昨季は5割程度の出場機会での数字なので、フル稼働すれば2倍取れるとして10ゴールカウントとする。これもかなりアバウトな計算だが、貴方が仕事でしてる"見積もり"も、こんなモンやろ

 

つまりザックリ3名で25ゴールが'21セレッソの基礎点数である

 

そしてポイントは退団してしまったメンデスの9ゴール。彼の後釜のタガートがこの9ゴールからどれぐらいプラスマイナス出来るかがチーム総得点の目安となる

 

タガートが20ゴールの場合、基礎点数25と足すと45ゴールだが、それだけタガートが取ると豊川の出場機会が減少する筈なので5ゴール差し引いて、合計40ゴール。同様にタガート15ゴールなら合計35ゴール、タガート10ゴールなら合計30ゴールの見込みとする

 

タガートが20ゴール級の大当たりだとチーム45ゴールまでそれ以外の選手で5ゴール。これは楽に達成出来る数字である。が、序盤数試合に出場出来ない事を考慮するとタガート10ゴールが現実的な予想で、そうなると残り15ゴール、他に得点源となる選手が現れないと達成出来ない数字である

 

クルピやフロントは攻撃的にイケるとか皮算用してるようやけど、私の見立てでは誰か目玉となる得点源選手が出てこない限り、奴らが守備的とバカにしたティーナのチームよりも点が取れないショボい攻撃力となると思われる

 

果たして10ゴール級のチーム救世主は現れるのか? フリーキッカー原川? ヤーマダ? もっくん? NJ?

(守備篇に続く)