第11節A川崎戦 西川潤は崖っぷちに立たされてる

フロンターレは昨季ダブルを喰らってるから、この試合で負けたから弱くなったとは言えない

 

が、良くなったとも言えないやろ。点差こそ最少やったけど、相手はやりたい事をやりきって勝ったんやから。やっぱり開幕戦は1人少ないハンデ貰った"追い風参考記録"で、チームの評価はまだまだ保留や

 

と言っても柏戦のハンデは天から降ってきたものでなく、大久保が自力で引き出した"成果"。そしてこの日の2ゴール。もう引退興業シャツ売りでの獲得では無かった事は認めざるを得ない

 

齢38になるベテランがこのペースで活躍が続くなんてお目出度い発想は無いが、開幕前のベンチ入りも疑われる状況から「新たな得点源大久保を如何に消耗させず効率良く働かせるか?」のステージに移った事は間違いない

 

つまり、スタメンであろうがベンチスタートであろうが攻撃陣のベンチ入り枠が1枠消えてしまった(他の選手から見て)事になり、それによって一気に窮地に立たされた選手が、本日途中出場の西川潤

 

今のセレッソ、実は西川とポジションが被ってる選手が多い。プレー位置の話ではない、"躍進が期待される若手の攻撃的選手"という立ち位置の選手が

  

仙台と新潟で結果出して引き戻された山田&中島、西川と同じく2年目の藤尾、そしてチョット年齢は離れるがこの試合で同じく途中で起用された加藤陸次樹。期待の若手アタッカー枠にこんなにも選手が揃っている

 

大久保が戦力になった事で、若手枠からベンチ入り出来るのはせいぜい1名(この試合は豊川が負傷らしいので2枠になったが)。つまり若手枠から誰かが戦力になる事を確立してしまったら、残り4名の居場所はスタンド&昼の舞洲の練習試合

 

起用されてるうちに結果を残さんと、多分クルピは干すで。何たって今の西川の数倍は期待されてたジーニアスを徳島送りにしたぐらいやから。フロントの思惑がどうであれ期待料だけでの起用はアテには出来ん

 

大久保が点を取るだけでなく、屈強DFに削られ続けながらあの小さな体を張ってプレーする姿を見せつけてるのに、10代の選手があのヌルいプレーはないわ。途中出場35分間ほどで評価するのは酷ではあるけど、もうそんな事を言ってる状況ではないやろ

 

殆どの人に忘れ去られてるけど、セレッソ複数クラブからの争奪戦の末獲得した大学No.1FWを、J3からも買い取りお断りされるまでに腐らせた実績があるんやで

 

高卒大卒の違いはあれど、その二の舞にはなりたくないやろ