第20節H神戸戦 社長に望む事

久しぶりのJリーグ戦、試合前に何気にYoutubeを見たら何とヨドコウこけら落とし記念SPがやってるではないか

 

例の吉本興業と契約して出来たタレントの応援団絡みの活動だが、あの手の芸人に疎い私は個人的には全く関心がないが、プロサッカークラブの興行と見れば中々の戦略と思う

 

で、試合前の暇つぶしに見ていたのだが、まぁ鼻につくのは吉本芸人の程度の低さ。まずは話が分かりにくい。本日の試合の例の解説者のショボい喋りが「実は結構マシやったんやな」と思わせるほどに

 

あの人達って、楽屋で聞いたら面白い話、つまり”分かる人”が聞けば面白い話を一般人向けの放送でやるのが”ミスマッチ”やねん。普段通じてるのは大阪ローカルでライフワークのように吉本番組見続けてるオバちゃん、つまり超固定層相手やからなのに、そことは必ずしも一致しないサッカー番組で同じノリでやるのは如何なものかな?

 

そこへ行くと、全国放送で話す経験が豊富な風間のは一定のレベルをクリアしており分かりやすい。しかしその風間を凌ぐ”大物”が、我らが社長の森島寛晃

 

サッカー専門家カラーの風間とは話し方が違って、どちらかというと吉本芸人と同じくお笑い系統の喋りなのだが、とにかく万人向け。分かりやすいし、3流芸人の奇妙なフリにも、丸く収まる範囲で受け流せてる。アンバサダー成り立ての時は妙にウケ狙いな発言する事もあったが、あれから年月も経って更には社長の立場になっておエラいさん相手に話す機会が増えて話術が更に洗練された(かも)

 

しかし気になったのが「普段はどんな活動してるんですか?」と聞かれて、少し詰まってからの答えが「頑張っております」???

 

この瞬間に思ったのが、「この人はアンバサダー時代と変わってないんやな」 つまり、スタッフか誰かから「これやって下さい」とお膳立てされた事をこなしてるだけなんやろう、と

 

プロサッカークラブの社長は経営者なんやから、クラブをどう進めていくかを考える立場。つまり色々なプロジェクトを指揮して部下に命令するのが仕事で、そんな立場の人間から「頑張ってます」なんて発言が出るのはおかしい。それは命令されて動いてる立場、つまり部下の立場の人間が言う台詞

 

別にそれが悪いとは思わん。だって、人には向き不向きがあるんやから。モリシが色々なプロジェクトを仕切って進めてる姿なんて想像出来ないし、むしろ対外的広告塔として”演じてる”姿が一番しっくりくる

 

まぁ、言いたい事は経営は経営のプロに任せようや。このままやと、クラブのレジェンドに「無茶な監督交代してチームを2部に落とした無能社長」の烙印を押す事になってしまう

 

肩書は社長でもエエけど、実質アンバサダーの仕事に専念させた方がエエんとちゃう? 広告塔としては相当な働きを期待できると思うけど。それこそ、セットプレーで相手ゴール前に上がって行くチアゴと同じぐらいに