残念ながらこの試合では瀬古はベンチ外に逆戻りだったが、準決勝でベンチ入りした事でワタシ的には男子サッカーも"セレッソ案件"に昇格。53年ぶり銅メダル獲得について、「ベンチ外の瀬古の存在感が大きかった」と大威張りで書きたかったが…
PKもセットプレーに勘定すると、いくら何でもセットプレーで3失点では勝利への絵図は描けんわな。本来は、得点力不足の日本の方がセットプレーに活路を見出したかったのに、逆をやられてしまってジ・エンド
しかしまぁ、Mexicanosの余裕のなさはとても0-3で推移してた試合やないわな。途中で1点返されたけど、まだ2点もリードしてるのに85分で既に鹿島る"世界"のMéxico。ロスタイム入れたらまだ10分はあるのに… そんな小心ぶりやから、W杯優勝予想で毎度高評価されてるのにベスト16止まりなんやな
Mexicanosのチキンプレーを引き出したのは、日本の選手たちの諦めなさぶりやろ。ここでフツーのサッカーblogなら逆境を物ともせずゴールした三苫や、今までの悪評を払拭するような上田の頑張りについて書くのやろうが、セレサポの私としては”諦めなさ”でピンと来たのは最近のセレッソの戦いぶり
この試合、実は直近の鳥栖戦と試合展開が酷似してた。試合開始早々にアッサリ失点して、クロスを対応ミス気味にファーに残った相手選手に決められ2点差にされる。鳥栖戦ではここで1点返すのだが、CKから同じく3点差となるトドメの1点を献上…
セレッソは幸運な事にVARでトドメの1点が取り消され、九死に一生を得る。何やF東戦でも見られたシーンやけど、それで息を吹き替えして大逆転劇を演じる!
私は、今のセレッソのザル戦術は到底容認出来んと思ってるけど、この諦めなさはスゴいと思う。流石に「3点差か?」となった瞬間は諦めムードも出たけど(特にF東戦では)、酷暑下の悪コンディションも加味すると「2点ビハインドぐらいでは動じない」点は称賛に値する
なので、セレッソでもガックリ来る3点差でも全然諦めなかったこの日本代表チーム、そのメンタルの強さは来年中東の地で大きな成果を上げるんとちゃうかな? (あっちも酷暑下の試合になるやろうし)