ルヴァン準々決勝2ndレグプレビュー 乾の帰還

 1stレグは私のオススメの通り"練習試合"にしたようで、ひとまずはグッジョブと言っておこう

 

現実認識出来てないシャチョーは未だにタイトルとか寝ぼけた事言ってるようやけど、'21のワクワクプロジェクト(笑)が既に失敗した(完了形)のは誰の目にも明らか。ならば残された課題は絶対に降格しない事

 

そして、私の星勘定的には残留の目処が立ったので、次にやらねばならんのは来シーズンに向けての準備。即ち'22年版のチーム作りで、具体的には若手起用による彼らの成長促進と、戦力の選別

 

あんまり個人名を挙げて言いたくないけど、某野球選手の長男とかレギュラー右SBの兄貴とか、どう考えても今後レギュラー獲れそうにない中堅以上の選手は、放出した方がエエで

 

これはセレッソの為だけでなく彼らの為でもあって、例えば例に挙げた前者はセレッソではレギュラーの目はないが(3年も居てダメだったから)ヨソに行けば可能性のあるレベルの選手で、だったらヨソでやった方が同選手の為では、と思う。(私が2年前に柿谷はヨソ行ってやった方が良いと思ったのと同じく)

 

後者はどうみてもJ1でやれるレベルになく、なのに起用し続ける事は他の控え選手のモチベーションを著しく下げる事になる。「全然結果残してないのに、何であの人ばかりチャンスがもらえるの?」人間なんて元来自尊心が強い生き物なので、こういう気持ちが湧いてきても致し方ない。なので指揮官にとって最も重要なのは最新戦術でも試合をひっくり返す交代策でもなくて、信賞必罰、公正な人事評価が出来るか?である(前回に引き続き再度言うが)。縁故採用とか天の声起用など戦う集団にはもっての他である

 

さて、乾の加入だが、見ようによってはフロント都合(または営業戦略)採用とも取れなくはないのだが、何と言ってもEspañaで最も成功した日本人選手である。しかも直前のシーズンまで試合に出てたのだから、そんな選手が来てくれるというなら獲得の一手だろう(いくら債務超過企業でも)

 

しかし乾の主戦場の左サイドはレギュラーの清武に始まり、先程触れた某野球選手の長男、為田、そしてダービーで緊急起用されて難なくこなした山田と人材過多で、本来は補強の必要のなかったポジション

 

既に来季への準備モードに突入しているセレッソ。残りの試合では「来季はどうやって乾を活かすか?」のシミュレーションも忘れずに行ってもらいたい

 

さてルヴァンやが、本来は言われんへんところに勝ち残ってもらった方が最終節にオモロイもんが見られるんやけど、2連敗するのも癪に障るので引き分けでエエんとちゃう? 2戦合計で”負け逃げ”出来るし、ダービー3連戦で見れば1勝1敗1分のイーブンと言い張れるし