'22順位予想 当てれた人は馬券師の素質あり

'22開幕まで1週間を切って、今年も例のJリーグ専門週刊誌恒例の順位予想の季節がやってきた

 

一昨年、ロティーナ2年目で勝負年なのに下された低評価(といっても6位予想)を「お前らの目は節穴か」と嘲笑させてくれたり、その反省か昨年は10位というほぼ的中と言っても良いプロの実力を示してくれたり、当たってもハズレても楽しませてくれる同誌の面々。今年はどう出るのか首を長くして待ってたその”回答”は、

 

セレッソ大阪:10位

 

予想のベースとしては前年の成績(12位)を基準にすべきで、そう考えると10位は甘めに予想してもらえたと言える。よく考えたら去年も今更クルピ招聘というご乱心をやらかしてるのに甘い予想だと思ったので、実はセレッソはプロの面々に好意的に見られてるのかも?

 

しかし興味深いのは、予想した諸氏の苦悩が伺わせる以下の度数分布

 

5位予想 :1名

6位予想 :1名

7位予想 :2名

8位予想 :4名

9位予想 :5名

10位予想:2名

11位予想:3名

12位予想:5名

13位予想:1名

14位予想:4名

15位予想:0名

16位予想:3名

 

上は5位から下は16位まで、ハッキリ言ってバラバラである。つまりポイント化して集計した結果が10位なだけであって、人によって評価に相当な乖離があるという事。

 

私は、彼らの困惑が手に取るように理解できる。今季のセレッソの順位予想が定まらない理由、先ずは戦力評価が難しい。セレッソより上と判断出来るのは川崎神戸浦和、そして名古屋Fマリあたりまでなので実は6番手評価してもいいのだが、昨年12位のチームにそこまで踏み込んだ評価を下せる”他所モン”は少ないだろう

 

更に言うと世間一般に大きなマイナスと思われてる有名どころが複数離脱した穴も実は埋められてる(前2回で説明済み)というのも見抜きにくいし、昔への退行と見られてあまり評価されていないブルメンヨニッチの呼び戻しも実は大きな補強だという事もセレサポ以外には分かりづらい

 

そしてマイナス評価になっている補強選手がJ2からの若手選手ばかり(山中を除く)というのも裏を返せば大きく伸び代が期待できるので彼らの躍進次第では6位どころか”馬券圏内”も夢でなく、云わば万馬券を握ってレース開始を待ってる状態だとも言える

 

ここまでは比較的セレッソを良く見てるライター解説陣なら分かるだろうが、彼らが「その万馬券は的中する」と太鼓判を押し切れない最大の理由は、まぁ監督やろうな。近年のサッカー界で確定した事、それは「どんなに選手を集めても監督次第では落馬もあり得る」

 

ユンロティーナが監督でこの戦力やったら今年は勝負の年と大金張り込めたワタシも、監督小菊の一点だけで全く結果が読めん。ハッキリ言うわ。「想定外のグッジョブでここまでの戦力を用意しておきながら何で勝負監督を連れて来えへんねん?」 勿体ない気持ちで一杯である

 

まぁ、それがワクワクセレッソファミリーなんやろうなと、期待半分諦めた気分半分で迎える明日の開幕戦…