第27節H広島戦プレビュー 世間は気付いてないが、天王山

はや2週間前の話になるが、酷暑下の地獄の5連戦最終戦FC東京戦は結局中止になったな

 

5連戦の第4戦、絶対王者フロンターレを激闘の末下した瞬間、「全て出し尽くしたガス欠状態で中1週間休養十分の相手とのアウェイ戦とは、命運ここに尽きたか?」と非常に危ぶんでいたのだが、何と”名将”小菊が天をも動かすとは!!!

 

7月のアウェイ鹿島戦もそうだったが、前日の台風予報による試合中止期待は当日になったら何事もなく開催でぬか喜びのケースが多いのでアテにしてなかったが、発表時間を過ぎても中止決定しないF東の「何としてでも疲労困憊のセレッソと本日試合をする」の粘りも打ち砕く、コースも時間も直撃したあの台風三国志演義(あれは決して史実ではない)の諸葛孔明のような人智を超えた力は何や???

 

ちなみに”等々力劇場”の後はチームは帰阪せずにそのまま関東に滞在してF東戦に備えてたとか。私などがしがちな「台風で中止、どうせ休めるやろ」てな皮算用など全くしてない、まさに全試合全力を尽くすの小菊イズム。どうやらこれがセレッソ幸運の理由のようや

 

私は”優勝”宣言以降、その根拠の1つとしてセレッソはツイてる」を連発してたが、流石にヴィッセル戦での復帰した原川が即負傷離脱で潮目が変わった、ツキも終わったと覚悟したが、どうやらセレッソのツキは与えられた天運やなかったようだ

 

運にも色々種類があって、今のセレッソのツキは福引ガラガラ引いたら当たったというのでなく、「俺たちここまでやってるんやから当然勝たすよな?」と自力で手繰り寄せた類のモンやろ

 

でもツキなんてそんな無条件に与えられるモノではなく、天は2週間の夏休みをくれた(先週末はお互い試合の無かったのにF東戦が振替られなかったのも、また幸運か?)のと引き換えに、「じゃあお前ら優勝にふさわしいチームなのか、次の試合で証明してみろ」と課題も突きつけられた。そう、現時点で最強のサンフレッチェ広島に勝て、と

 

以前の記事でも「サンフレと比べるとレベルが違うのがハッキリしたから、今季は残りは消化試合と考えて楽に…」と書いたように、私が思う今季J最強の相手。初年度外国人監督がハマりがちな未知の日本の酷暑で足をすくわれてたが、ヤッパリ自力があるチームは復活するんよね、で現在暫定2位

 

首都圏ビッグクラブしか眼中になく、セレッソの優勝の可能性には未だガン無視する在京マスゴミも無視できないチーム、そんな現時点で最強チームとの一戦にセレッソの今季の命運が全て懸ってる。この大一番に勝つ事が出来れば、「サンフレやなくてセレッソがJ最強!」と優勝戦線に名乗りを上げる事が出来る

 

逆に負けた今季はジ・エンド。ここから勝ち点差7を大逆転しようなんてチームは残り無敗(出来れば全勝)で行かなければ話にならないから、多分世間で一番楽観的にセレッソ優勝を公言するワタシもその看板降ろす覚悟が必要

 

中止になったF東戦とは反対に日程的に有利なハンデ戦やし、ホームゲームやし、何やら長期離脱してた大物復帰の気配もあるし、今回もセレッソを勝たせる順風は吹きまくってるで