序盤でポールポジションスタートから先頭を走ってたJack Millerの転倒という”波乱”こそあったが、”主催者”Ducati軍団にApriliaとFabioが挑むという見慣れた図式。そして終盤は主催者側の現エースと来季からワークスライダーになるもう一方のエースの火の出るような一騎打ちで、ハナ差の1-2フィニッシュ!
当にDucatiのDucatiによるDucatiの為のDucati GP。そりゃ関係者やイタリア人は大喜びやろうけど、興行としてはオワってる(走る前から中須賀優勝が読めてしまう全日本と同じぐらいオワってる)
何度も言うけど”欧州人の為のMoto GP”なのはもう公然の事実、今さら隠しようもないけど、流石にここまでやり過ぎはマズい…とDornaが思ったのか思わなかったのか、来季から新しい”出し物”を持ってきおった
これは全日本とかに見られる土曜日レース1日曜日レース2みたいなモンか? あっちは年開催数自体が少ないから土日走るとレース数が増えて結構やけど、年20戦以上もあるMoto GPでレース数増やす意味なんてあるの?
まぁ見に来た観客は喜ぶかもしれんけど、ライダーは大変やで。そら今までかて予選やFPで金土と真剣に走ってると言っても、レース本番とは危険さが違うやろ。早い話がケガする確率がグンと上がって、土曜日にクラッシュして日曜日の決勝レースを病院のベッドの上でテレビ観戦…なんて笑えん状況も起こりうるかもしれん
私のこの見方はあながち的外れでもないやろ。何せ、現世界チャンピオンも"Estúpido"って言ってるぐらいやし(笑)