水曜日の天皇杯準決勝でJ2下位のクラブがJ1上位のクラブを食うという”大波乱”があったな
敗れたのはJ最多タイトル保持を誇るクラブで、それだけタイトルの価値を知り尽くしてる筈なのに、どうやら現監督はそうではなかったらしい。何故ならリーグ戦で5試合も勝ちなしの苦境について聞かれた返答が、
「天皇杯で勝っているので気にしてない」
この返答に、何でJ2相手に敗戦するという大失態(本人曰く)をしたかが集約されてる。つまり、リーグ戦の不出来を有耶無耶にする為にカップ戦を利用しようとするような監督には勝ち運など来るはずが無いってこと
何度だって言うわ。勝負はあくまでもリーグ戦タイトルであって、そこでの負けをカップ戦ごときで埋め合わせする事など出来ない、と。
カップ戦をリーグ戦に準じる価値と出来るのはタイトル未体験のクラブだけ。既に優勝経験のあるクラブ、況や両手の指の数を超えるタイトルを持つクラブにとって、カップ戦など言い訳にもガス抜きにもならん筈
なのに岩政はカップ戦で勝ち残ってる事で真剣勝負の場での不出来を不問にしようとした訳だ。そんな虫の良い話をサッカーの神様が認める訳もない
人の振り見て我が振り直せで、これはセレッソにとっても他人事ではない。俺たちはルヴァンに王手をかけてるからリーグ戦なんかどうでもいい、こんな考えでは来季の凋落を自ら約束したようなもの
私はサンフレとの頂上対決敗戦以来、セレッソはリーグ戦消化試合に突入したと言っているが、それはもう優勝は無くなったという意味であって、もう勝たなくてもいいという意味ではない
むしろ消化試合でも頑張れる選手がイザという時に頼れる選手。それを見極める絶好の機会が消化試合なので、選手は試されてると思ってこの試合で頑張ってくれ