天皇杯決勝 おめでとう、そしてありがとうヴァンフォーレ

全くヨソのクラブ同士の試合なので本来は全く興味が湧かない天皇杯決勝、しかしAマッチディでもないのにJの無い週末で”試合に飢えて”思わずチャンネルを合わせてしまった

 

そうは言ってもサンフレがアッサリ先制してオッズ通りの無風な展開だったらサッサとチャンネル替えて秋華賞の最終決断に入ろうと思ってたのだが、何と何と甲府が前半に先制したではないか!!!

 

この瞬間、同じく”非本命”として決勝に臨んだ'17ルヴァンを思い出し、「ヴァンフォーレが逃げ切らんかなぁ」てな感じで気持ちが傾いてしまった

 

あの試合ではセレッソは開始直後の先制、ほぼ1試合まるごと90分間猛攻を耐えしのいだんやから、それに比べたら65分間耐えるなんてそんな難しい話やないやろ…って軽く考えてたら(甲府に肩入れしたと言っても結局は第3者同士の対戦なので)、私が認める現時点J最強チームはそんなに甘くない、と土壇場で追いつく

 

最近の”気前のいい”セレッソの試合を見慣れてる身としては、「あっ、これはこのままロスタイムに決勝弾被弾やな…」って思ったが、初タイトルに懸けてるクラブをヌルいワクワククラブごときと比類するのは失礼やったな、って事で残り延長戦終了まで耐え抜く(しかもPKストップまでして)

 

今のセレッソにないこのギリギリの粘りに感動して、PK戦は完全ににわかヴァンフォーレサポと化して応援。試合終わってから考えると、ヨソ同士(しかもどちらも因縁薄いクラブなのに)の決着をあんなに固唾を呑んで見守った事が笑える

 

さてここでセレサポに戻って考えると、この天皇杯の結果はセレッソにとって大大ラッキーやで。だってこれでセレッソの来季のACL出場が”ほぼ”消えたんやから

 

前回に詳しく書いたが、来季こそ悲願のJリーグ初優勝を狙うセレッソ(私だけでなく全サポ狙ってるよな?)にとってACL新日程は大きな障害。訳分からん日程に足引っ張られてギリギリのところでシャーレを逃す、なんて展開になったら死んでも死にきれん

 

セレッソACL出場を消す、それにはサンフレが負けて4位チームの出場枠が消えたらエエんやが、1部リーグで3位のチームが2部の18位、つまりJ全体で36位のクラブになんか負けるわけ無いやん…ってな大番狂わせが起こったんやから、これを僥倖と言わず何と言おうか?

 

やたらACL出場権に拘っとる人等には悪いけど、早い話、セレッソシャーレ獲るまではACLなんか無いものとして考えた方がエエって事

 

そもそもアジアチャンピオンズリーグなんやで。本来はリーグ戦を勝っとらんクラブが出るなんておこがましい大会や。来年リーグ戦を優勝して、Jリーグ王者として再来年のACLに堂々と乗り込んだらエエやん

 

最後になったがヴァンフォーレ甲府の関係者の皆様、優勝初タイトルおめでとう。明日は山交百貨店のバーゲンに急がんとアカンな…って思ったらもうとっくの昔に閉店してたんかぁ(泣)