'22オフ其の参 ”来る人”まとめ

明日1/8は2023セレッソ大阪キックオフデー、早いものでもう新シーズンに向けてチーム始動となる

 

'22シーズンはW杯ゴリ押し日程のせいでやたら早い閉幕となり、やたら長かった今オフ。しかしその前年に十分な補強を行ってるセレッソは大量流出さえなければ補強の必要性はハナから少なく、そして主力ほぼ丸残りなので新戦力は数える程

 

元々セレッソ以外の試合は殆ど見てない私は新戦力についてはサッパリ分からないのだが、これぐらい少数厳選なら例年よりかは多少はホザける

 

1. レオセアラー&ジョルディクルークス

セレッソとしては珍しい、J1他クラブからのガイジン選手強奪。まぁアビスパ福岡は資金面やJ1歴の長さから引き抜けても不自然でない格のクラブだが、まさかまさか優勝チームからシッカリ戦力になってる選手をぶっこ抜けるとは

 

Fマリの優勝の要因は前監督時代から積み上げてきた戦術や天敵セレッソにダブルを喰らわなかった事など幾つもあるのだが、その他に豊富なガイジンFW軍団というのもあった。何れもスタメン張れる実力の選手がこっちはバテてる試合途中から出てくるんやから実に厄介な話

 

しかしそんな実力のある選手が控えに甘んじていられるものだろうか? そう、これが全チームスポーツ共通の命題で、カネは幾らでも提供出来るが無限の出場機会を与える事は出来ない

 

俺の方が点取れるのに何でアイツがスタメンで俺がベンチに座ってるんだよ? こういう不満はどのチームでも必ず起きる。で、マネーゲームじゃ勝ち目のない債務超過チームであってもそれ以上の魅力である出場機会をチラつかせれば…

 

元々の比較対象がタガートやから、そこそこの活躍で御の字。そういう意味では失敗のない移籍やろ

 

2. 藤尾

言わずと知れたユース出身の期待の星。と言ってもこのフレーズが使える選手は中島や山田など今までも山のように居て、残念ながら攻撃の選手に於いては成功例は南野まで遡らねばならない(何年前の話や?)

 

特に山田など、'22年は結構な出場時間&活躍をした筈だが、その山田をもってしてもレンタル放出の憂き目なので藤尾に課せられるハードルは決して低くない

 

が、フロントは結構勝算ありと思って戻したのではないか? 理由はタガート&メンデスと2名放出したのに後釜ガイジンFWは1名しか獲らなかった事。つまり差し引き1名分ぐらいは藤尾は働くだろうと

 

セレッソ的にも南野以降、ユース出の代表選手を輩出出来なくているので、ここらで藤尾が大ブレイクして代表選出まで突っ走ってもらいたいものだが(DFで瀬古も居るけど)

 

3. ブルーノクアドロス

オールドファンには懐かしい、幻の”あと1分で”セレッソ初優勝メンバーの1人。それもかなり昔の話で、その後選手としてF東や札幌でプレーしてた事までは知ってたが、ブラジルでの指導歴を経て札幌でコーチしとったんか

 

まぁJ1でのコーチ歴があるから不自然な”移籍”ではないが、優勝チームでもない、それどころかセレッソより順位の低いチームからガイジンコーチをワザワザ引き抜いたのはセレッソファミリーって決め手があったからやろ

 

フロントはどうしても”ファミリー”で固めたいんやろうな。松田陸や奥埜、そしてチーム看板背負ってもう生え抜きのように錯覚されてる清武も、近年セレッソを支えてる選手は他所から獲った選手ばかりという事実にはあまり重きを置かず、やっぱりロマンに走ってしまうんやろうな

 

ちなみに選手や監督に比べてコーチがチーム成績に与える影響は極めて小さいから目くじら立てるつもりはない。しかし既存の高橋コーチとの関係、扱いはどうなるんやろ? 両立? もしくは高橋は降格or契約解除? いやいやこっちもセレッソファミリーなんやけど(笑)