香川真司復帰会見!

数日前に報道が出て、結局セレッソ復帰が現実となった香川真司。その記者会見はYoutubeで生配信されとったな

 

しかしこの会見は無茶苦茶オフィシャル、政治マター的雰囲気プンプンやな。司会の”セレッソファミリー”西川くんからして、スーツでバッチリ決め込んでいつものスタジアムとは全く違う雰囲気やし、そもそも会見場所が大阪やなくてヤンマー東京(笑)

 

そして冒頭からシャチョー森島とツーショット(当然二人共スーツ姿)。そして”元祖8番”からお約束のように8番のユニフォームの贈呈。あからさまな明日の紙面を意識した画作り(笑)

 

まぁ、この辺りを勘案すると、香川獲得が如何にヤンマーセレッソ一体となった一大プロジェクトかが良く分かる。移籍報道出てからのこのニュースの扱いの大きさを考えると、やっぱり香川真司という名前の持つプレゼンス性は極めて大きいし、本人も長年VIPフットボーラーの世界で生きてきたから対外的立ち振舞いも実に上手く、ヤンマー企業イメージ的には百点満点の素晴らしい受け答え (この会見、全新人選手に見せてインタビュー対応について勉強させるべきやで)

 

このあたりが、スペイン国王参加の行事に招かれる超VIPにまでなったのに”サッカー小僧”から抜けられなかった乾との最大の違いやね(返す返すも惜しいお別れやった)

 

このようにヤンマーセレッソとしては最重要人物である香川だが、私は戦力としては全くアテにしてない。むしろ香川が主力として働かなければならないようじゃ、その時はセレッソが低迷している事間違いなしとすら思ってる

 

その理由は簡単で、年齢やキャリアなどで同じような立ち位置の清武、この選手を若手選手が超えて行くようでないと、セレッソは昨季以上の成績は望めないと思ってるから

 

ご存知の通り、昨季のセレッソ躍進(って程でもないが)の要因の一つは、激しい前プレ。前の4枚は途中交代上等で相手DFに圧をかける。これで王者フロンターレを沈めたし、ルヴァンも先制点を挙げた(ミョーな審判じゃなければそのまま逃げ切れた筈やのに…)

 

これは技術を売りにする選手中心、つまり清武が怪我する前のキヨ奥埜原川トライアングル戦術とは相反する路線で、事実清武も怪我明けで復帰時に路線が180度変わっとってフィットするのに苦心しとった。で、今季は技術路線かハードワーク路線かと言えば、相手が嫌がるのは間違いなく後者

 

なのでハードワーク路線がセレッソ優勝争いへの必須事項だが、その体力勝負で若手諸君が香川清武に負けてるようじゃハナシにならんやろ

 

まぁ、小難しく考えんでも33歳の選手の伸びしろよりも20代の選手の伸びしろの方が遥かに大きく、やっぱり加藤藤尾上門北野辺りが「御大、スタートは俺らに任せてベンチでどんと構えていて下さい」ってなるしかセレッソが今より強くなる道は無いで

 

それでも、小菊サンが本社マターとして香川清武中心を押し付けられるかもしれへんが、過去におエライさんご乱心を何度も体験したセレサポなのでそれはそれで受け入れるけど

 

その時は降格枠が1しかない事に感謝しつつ、ヌルーいシーズンを楽しませてもらうわ