アジア最終予選第6戦プレビュー 変革についてこれない旧人類

イチ地方知事選なのに異常な注目度だった兵庫県知事選、斎藤候補の快勝やったな

 

この選挙期間中、ワタシも一度”生斎藤”を見に行ったよ。場所は尼崎商店街、対立候補稲村の”ホームタウン”で、告知を見た時は「敵地に乗り込むなんて案外肝の太い男なんやなぁ」って驚いた。そして地元稲村陣営と揉める事必至で、こりゃタダでは済まんやろうと

 

ところが現地で見た斎藤人気は凄まじかった。一応、商店街練り歩きって体裁だったが、そんな生易しいものでなく、前には必至に安全を呼びかけるスタッフ数名が露払いを務め、そして本人は周りを支持者に揉みくちゃにされながら歩く、後ろからはスマホで動画を撮る人がひっきりなし追いかける… のカオス状態。敵陣営なんて来たら支持者からブーイングの嵐を浴びせられそうで商店街斎藤一色の、とても敵の来れる様子ではなかった

 

私はそれを見た瞬間、斎藤勝利は間違いない、後はどれだけの票差がつけられるかの問題だ、と確信した。結果はご存知の通り、斎藤候補の勝利。私の思ってたほどの大差にはならなかったが、既成政党全てを敵に回しての勝利なので快勝と言っていいだろう

 

そして、選挙開票特番はまたもやお楽しみのサヨクマスゴミ阿鼻叫喚タイム(笑) もうね、トランプの時に散々ヒーヒー言わされて分かってた事なのに、またもや恨み節や、的外れな解説のオンパレード

 

特に斎藤引きずり下ろしの首謀者神戸新聞の配下のサンテレビの開票速報はケッサクやった。スタジオに若者代表のようなゲストを配し「テレビは若者の意見を聞くオープンなメディアですよ」をアピールするが、その若者は事前に検閲されたような無味乾燥な事しか言わず「それじゃ普段の電波芸者と変わらんで(笑)」って画面に向かってツッコんでしまった

 

そして局の意見を代表するようなコメンテーターが延々自説を述べるが、自分たちの世論操作が全く効かなかった事の焦り、だから変わらなければならないけど過去の自分が間違ってる事を認めたくないってジレンマで支離滅裂な失笑を禁じ得ない発言のオンパレード

 

もう分かったやろ、海の向こうのアメリカから日本のイチ地方の兵庫まで全く同じ現象が起きたんだから世界は完全に変革してるんやって。つまり既存マスゴミのやって来た事は世界から完全に否定されて、君たちはもう時代に必要とされてない

 

事実に合わない自分の夢想をゴリ押しする事が敗着の一手になる時代となった。そんな事は勝負の世界で生きてるプロサッカー選手なら「当たり前やろ?」の話やが、欺瞞だらけだった一般社会もとうとう真剣勝負の世界に追いついたって事

 

真剣勝負の世界の片隅に生きてる元馬券師&現セレサポの私は、何か夜明けを見ているような今年の秋であった

アジア最終予選第5戦A印尼戦 世界は変革している、ゆっくりと、しかし着実に

DAZNが無料開放したお陰で誰でも見れるようになったこの試合、序盤苦しみながらも4発のファインゴールを見せられて日本代表の最高のプロモーションになったんやないかな?

 

どういう経緯で無料開放になったかはしらんが、もし協会の働きかけがあったとしたらグッジョブやで。代表は試合やりさえすれば高視聴率ってな時期はとうに過ぎて、他スポーツはおろか全エンタメと視聴時間の取り合いをせなアカン時代。この試合でも証明したように、見てさえくれれば”コンテンツ品質”には絶対の自信のある現代表。強力なライバルコンテンツから如何にサムライブルーに目を向けさせるかが肝心

 

そう、この1か月、政治が熱いんよ。大番狂わせ石破総裁誕生の茶番から、自公の”自爆”で少数与党への転落、そして見事なトランプの大統領返り咲きと、フツーの年なら年に一回あるかないかの大トピックスがこの1ヶ月に起こった(思い出せば今年1月には台湾総統選もあったし)

 

そしてそのビッグウェーブはまだまだ続く。そう、本日は話題の兵庫県知事選挙の投票日

 

日本の公選法ってのは実におかしな代物で、投票日までは何でもアリの有名無実な法律なのに、投票日の活動だけは回教の戒律が如く「何もするな」が厳しく見られる。各候補者関係者はおろか、普段はお上に噛みついてナンボの迷惑Youtuberもこの日だけはダンマリ。おいおい、義侠心なんてゼロでカネの為だけにやってますって言ってもロコツ過ぎるやろ…って思うワタシは気にせず書くわ。そもそもふっぼる&モトブログでそれ以外は四方山話やし

 

とにかくトランプ当選の日の各局ニュースの狂乱ぶりはオモロかった。センセーショナルにトランプ凱旋復帰を報道してた? 違う違う、自分らの甘い願望予測がすっかり外れて発狂する”識者”連中の阿鼻叫喚ぶりが

 

あんな地滑り的快勝なのに、開票当日の朝(アメリカにしたら前の晩)まで「ハリスが逆転しました~」なんてマヌケな事言ってるんやから、度し難い。アメリカでは早々に大手マスゴミすらトランプ有利を報じてたし、何よりブックメーカーの賭け率がずっとトランプ有利。元プロ馬券師として、自らの命ガネを賭けてる奴らの見立てほど正しいものはないと知ってるワタシは、このオッズがひっくり返らない限りトランプ鉄板と思ってた

 

まぁマスゴミに出てくる電波芸者の愚かさについては以前も書いたからこれくらいにして、今は兵庫県知事選である。そう、今回もやってくれたよ、マスゴミどもが

 

おい、斎藤知事のパワハラ案件、あれの顛末はどうなったんや? 数十メートル歩かされる事に激怒した? エレベーターが来てないと激怒してボタン押し係を配置する様になった? ゆかた着替える場所がないから激怒して店を用意させたって話は? それらパワハラ報道の裏取りはどうなったんや???

 

フフフ、そんな事言いましたっけ?ってな某議員ばりの言ったもの勝ち、あれは無かった事扱いの無責任さ。こういうのを誤報って言うんとちゃうの?

 

知事がスバラシイ事したって誤報は一切怒らず、何故か知事に不利になる誤報ばかり報道される。そりゃ当たり前やね、陥れて知事の座から引きずり下ろす目的でやってるんやから

 

あのね、4年前にあの手この手でバイデンを勝たせた時代とは違うんやで。何をやろうが支持者の多い方が順当に勝つ時代になったんやで。それが証明された大統領選&日本の総選挙やったのに、まだ時代錯誤のやり方やってんのかよ?

 

さあ、今晩の開票速報が楽しみや。注目度が高いとは言えローカルの知事選やから全国放送キー局はやらんと思うが、関西の各局は責任もって特番組めよ! 何でオノレらの言ってた事が選挙結果と全く違ってたのかと

 

世界は変革してるんやって。もうワクワクとか最低でも3位以内でとかオノレのお花畑願望で監督選んでたら時代に取り残されるだけやって(と、カルチョブログらしくまとめておく)

第36節Hアビスパ戦 人は騙す、良くも悪くも

今のセレッソは順位的に目的を失ったレームダック状態だが、それはセレッソだけでなく本節の相手アビスパも同様、残り数試合になったシーズン終盤は半分以上のクラブがそうなるモンなんよね

 

そんな完全消化試合を勝ち切る小菊セレッソ。これもここ数試合の定番コメントやけど、やっぱり小菊さんの”特殊能力”は価値アリやね。来季の鳥栖は見通し明るいで

 

レームダックと言えば、大統領選の結果も確定して完全に余生を過ごすのみとなったバイデン”現”大統領。自党である民主党敗戦で落ち込んでるのかと思ったら、今までに無いほど朗らかな笑顔を見せてるらしい

 

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現職大統領である限り司法もコントロールし放題、しかし敵対政党の政権となると任期中の悪事が訴追される恐れすらあるのに謎のリラックスモードに???なのだが、何と負けた当人のハリスもエラく”良い人”になってるとか

 

www.bbc.com

 

ハリスと言えば、私の政治的信条を抜きにして「あんなに相手を小馬鹿にした嘲笑ポーズを繰り返すのは印象悪過ぎで票を逃がすで」とまで思わせてくれた”嫌な奴”。しかしこの演説には例のヒャッハーは無いし、英語理解出来ん人が聞いたら「えっ、この人当選したん?」って誤解するような爽やかな印象の名演説

 

う~ん、もしかしてワタシ謀られてたん? ひょっとして現正副大統領、選挙に勝ちたくなかったん? やっぱり道化を演じさせられるのにはもう飽き飽きしてて、トランプを勝たせる為にワザと…

 

マスゴミが唯一の手段だった前世紀と違って今はいくらでも情報取れる世の中とは言え、多分こうやろなってな大筋の判断では未だに大手メディアにコントロールされとるんやな。自分の頭で考えるを信条としてるワタシとしたは、エエ勉強になった選挙やったわ

 

さて、自分の頭で考えるというと今季の順位、ハッキリ表明しなかったけど某誌の中でも選手OBを抽出した9位予想がワタシの予想と近いと書いた(今更言うと順位表1枚目下部の7,8.9位あたりだと思ってた)。で、現状は7位

 

このままだと大雑把に言ってワタシの予想的中って事になるが、レームダックどころかますます意気上がる小菊さんは、最後まで貪欲に順位を上げに行くだろう

 

更に6点積んでワタシの予想の上を行くか、それともワタシの張った網の範囲の順位に落ち着くか? ワタシと小菊サンの人知れぬ戦いが始まる

第36節A札幌戦 真剣勝負の世界と責任を取らない世界

もうレームダックで消化試合をこなすだけの小菊セレッソだが、今節の相手は首の皮一枚で残留争いの真っ最中のコンサドーレで、相手にとっては真剣勝負そのもの

 

そんなモチベーション差があるのにドローに持ち込めたという事は、やっぱり小菊さんはチームモチベーションを保つ能力が高いんやろうな、と。何か退任が決定してから褒めてばっかりやけど、やっぱり利点は多い監督やで

 

とまぁもう結果自体には大して興味も湧かないので、今週最もホットなトピックスについて書こうと思う。それはズバリ、米大統領選挙!

 

唐突にふっぼるでもMotoでもない話題やが、別にトランプが勝った事について深く言うつもりはない。理由は当たり前過ぎる結果やから

 

負けた民主党の候補カマラ・ハリス、現副大統領である。つまり彼女が「こう良くします、あぁ良くします」と公約掲げても「お前、今権力握ってるんやから、今やれよ」って矛盾に陥るだけ

 

そして、今やれよって言った人は気づく。コイツ、副大統領としてこの4年間何をやってきたのか、と。答えはNothing!(流行りのスマホやないで😂)

 

アカン、こんな無能に我が国は任せられない、有権者にそう思われて当たり前。彼女が取るべき戦略は何とか現政権の実績を探し出してそれをアピールすべきやったが、無能過ぎてそれすら気づかない(つーか、スタッフがそれを指摘しろよ)

 

…というのがボケた現大統領から候補者急遽交代(これも致命的ミス)からの顛末やけど、これだけ条件が揃ってたら、相手がトランプだろうが石破だろうが勝てる訳ないやろ

 

てな事は私程度の知能でも選挙の相当前から分かる事なのに、この国のマスゴミと来たら、前日まで「ハリスリード! 奇跡の大逆転か?」とか呆れるセリフを垂れ流し、そして負けが確定した当日は、「ガラスの天井、女性を大統領にさせないアメリカの悪しき風潮~」とか的外れな言い訳ばかりで、己の読みの浅はかさを誰一人として謝罪しない

 

そう、間違ったら責任を取る、これがこの国の政治や報道の表舞台に立ってる奴らに一番欠けてる事。私が何故スポーツが好きかと言うと、スポーツの世界の人間は常に結果に命をかけて戦ってるから

 

勝てば称賛を受け高待遇を得る、負ければ罵声を浴びて退場させられる。そこには言い訳の余地のない結果が全ての真剣勝負。だから見てる側は勝っても負けても納得してサポを続けていく

 

ところが政治家官僚マスゴミにはそれがない。政策大外れ報道大ウソやっても、それが無かったかのように地位にしがみつく。そして争ってる筈の周囲もそれを許す、真剣勝負とは正反対の醜い世界

 

あんな酷い世界と一緒になってはいけない。3シーズン半でタイトルはおろかGMが掲げる常に3位以内も一度も達成できなかった。だから信賞必罰の勝負の世界の掟に従って監督を切る。小菊さんもそれを受け入れ黙って退任、実に清々しいやないか

 

今日も延々的外れな言い訳を垂れ流すマスゴミ諸君、小菊さんやヒゲカジの爪の垢でも煎じて飲ませてもらえ。君等に公共の電波を使う権利は無い

'24ルヴァンカップ La Final '21の悪夢再び

Jリーグ杯決勝 名古屋グランパス vs アルビレックス新潟  あくまでも第三者的見方である事は断っておくが、こんな地味な組み合わせ、しかも開催地東京とは縁のないクラブ同士のカードで盛り上がるのかと思ったが、雨を物ともせず6万越えの観衆で大盛り上がりやったそうやな

 

ルヴァンと言えば我らがセレッソが初戴冠したタイトルであるが、同時に2度苦杯をなめた苦い思い出もある。特に3年前、くしくも今回の勝者グランパスと対戦した'21年はそれまでのクラブの象徴柿谷曜一朗に嘲笑われるようなタイトルロストで、あそこで勝てていれば小菊さんの監督人生も随分と違ったのでは、と思ったりもする

 

監督と言えばセレッソの監督人事、前回もう決定したかのように書いたが見事に足を掬われてしまった(泣)

 

hochi.news

 

私はなるべく公式発表までは”踊らない”ように心がけているのだが、現GMになってから情報漏れが殆ど無くなって、それでもマスゴミが書くという事はフロント了承済案件やろ?と油断してしまった

 

おまけに「行くなら縁の無いグランパスかウチ」なんて名古屋でプロデビューした事をすっかり忘れてマヌケな事を書いてしまった。名古屋退団は通常の移籍ではなくセンセーショナルな案件で忘れる筈はないのに、今年の長すぎた猛暑のダメージがアタマに今頃来たのかと反省しきり

 

私のやらかしなんかどうでもエエ。問題は来季の指揮官も決まってやれやれがご破算になってしまったって事。念の為に言うが、大岩で万々歳なんて思ってた訳やない。大岩やったらある程度やれると見込めるから、訳わからんガイジンとかに指揮されるよりかは遥かに良かった、と思っただけ

 

これは4年前のアギーレ取り逃がしに酷似してるで。アギーレ? あぁ、日本代表で中々粋な試合を見せてたのに、冤罪で解任された不運な監督やろ? エエやん、実力は見込めるから来てくれるならウェルカムやで、って安心してたら、「断られました! でも代わりに歴戦の名将を連れてきます!」 で、来たのがもう一丁上がりやったブラジル人老将…

 

なんか俄にセレッソの来シーズンに暗雲が立ち込めてきたな。選手は現有戦力から大きな流出がなければそこまで心配する必要はないが、勝てるかどうかは監督半分戦力半分やから

 

いくら戦力かき集めても監督がダメならチーム急降下、は開幕前優勝候補筆頭に挙げられたJ随一のビッグクラブが証明してくれたばっかりやん。ヒゲは死ぬ気で大岩クラスの代わりを見つけて来いよ!

第35節A札幌戦プレビュー 五輪の”名将”来る?

監督退任も発表されて既にストーブリーグモードのセレッソ。なのに終戦ムード漂わず選手に奮闘させられるのは小菊サンの真骨頂やなぁ、と感心しきり(結果はともかく)

 

しかし五輪中断期間で早くも今季への興味が切れてる私の現在の関心事は次期監督人事。下馬評では元澳洲代表監督のアーノルドと前五輪代表監督の大岩。後者は五輪での実績が高評価されてポスト森保か? もしくは古巣鹿島からもオファーか?と引く手あまたな状況。なので大してJで成功しなかったガイジン監督との来季を思い浮かべて暗澹たる気持ちになっていたが、朝から朗報が届いた

 

www.sponichi.co.jp

 

明らかに意外な結果だが、薄ーい気持ちで期待はしていた。鹿島復帰は切られた経験から抵抗あるのではと思ってたし、代表監督になるには後2年待たなければならない。五輪監督続投されたらお手上げだけど、それやると次期代表監督の目は無くなるし、2シーズンでアッサリ辞められて関係が深くないどこかで腰掛けに… と考えると意外とセレッソもあるのでは、と考えたから

 

ここでまた「小菊さん、ありがとう」と言わなければならないのは、そうは言っても来季全くダメダメだと思われるクラブでは選ばれなかったってところ

 

来季戦力も決まってない段階で聞くのは無茶な話だが、来季のセレッソはどうなると思うだろうか? 優勝争いは言い過ぎだが、ソコソコな位置には付けると思われているのではないか? 況や降格候補になんか挙げられる事はないだろう

 

これは小菊さんが4季とも残留争いに無縁、そしてどのシーズンも一度は見せ場を作ってくれた賜である(セレサポ的には毎季起こった停滞期の方に目が行くが)

 

これは”短期稼働”を狙う監督にとっては絶好の条件で、目指すは代表監督ならこの2シーズンで評価を落とす事になりそうなクラブなんかには行けない、かと言ってガチ勝負の関係深い首都圏あたりのクラブだと後の人生を考えるとミエミエの腰掛けなんか出来ない

 

そう言う意味ではウチとグランパスあたりが適任で、これが「こういうシナリオならセレッソが選ばれる事もあるか?」との前提で読み解いた、意外な結果へのワタシの推論

 

まぁ、理由はどーでもエエ。前回の、アギーレに袖にされた結果、過去の縁にすがって引退した老将を無理やり引っ張り出すの悪夢に比べたら1万倍ぐらいハッピーな結果

 

もう何の希望もないシーズン閉幕まで、この吉報を確報にしてくれる公式発表だけを心待ちにしとくわ

第34節H磐田戦 小菊さんの次職

今シーズン限りでセレッソを退任する小菊監督、この3季半の実績が評価されてるようで、早くも次の仕事が決まりそうとの報があった

 

www.nikkansports.com

 

私は監督交代賛成派(それも昨シーズン末での)やけど、別に小菊さんを全否定するほどの反対派ではない事は以前に書いてきた通り。それは優勝を目指すには足りないが、その条件を外せば優良監督と言える実績を残したから

 

端的なのは、就任以来ずっと降格圏とは無縁だった事。ご存知の通り、セレッソは3度も降格したズッコケの一面を持つクラブ。つまりその面では残留争いをしなくて済むだけでも十分有り難い監督

 

J1残留なんか当たり前、ウチはそんなレベルじゃなくて優勝争いする監督が欲しいんだと公言できるクラブなんてせいぜい半分ぐらいとちゃうの? つまりそれ以下のクラブにとっては小菊さんは喉から手が出るほどの監督で、シーズン終了前にオファーが届くぐらいの人気株となった

 

で、再就職先はサガン鳥栖。地方クラブなのに何と13シーズンもJ1に留まり続けた、九州J1筆頭格というクラブ。しかしとうとう今季は降格の憂き目に会い、チーム再建のタクトを”名将”に託した

 

私は小菊さんにはセレッソより条件の悪い地方クラブで選手の質や金銭的に苦闘する経験をした方が良いと思ってる。セレッソがレッズやFマリほどは恵まれてるクラブだとは思わないが、それでも日本第2の大都市に居を構えるクラブは地方クラブとは比較にならないぐらい好条件にあると思ってる

 

小菊さんは、例えば経歴的にフロントには頭が上がらないという悪条件はあったとは言え、それを除けば大都市クラブの恩恵は受けてきた筈。だから、それを取っ払った時にどこまでできるのか? が、小菊さんに問われる次のミッション

 

ハッキリ言って楽やないで。今度は初体験の完全”外様”の立場やし、関西人の小菊さんは地縁もないし(九州も例に漏れず、地方には関西弁を毛嫌いする人が一定数居るし)、おまけに伝え聞くところによるとフロントのドロドロ度はセレッソの比ではないと… (私はモリシヒゲ梶をボロクソに言ってるが、しかし彼らのやり口は世間的に見ればアッサリしたものだとも理解している)

 

この悪条件ミッションをクリアして鳥栖でも一定の成績を残せれば、もう小菊さんは一生監督業で食っていけるし、もうセレッソに頼らずとも世の中渡っていける

 

セレサポ的には当然鳥栖で一回り逞しくなって、晴れて長居の地に錦を飾る…になるのが喜ばしい。その時は「森島クンがそこまで言うならやってあげてもいいかな?」って実績監督に相応しい待遇を要求して、ヒゲ梶を顎で使ったら宜しい(2人ともその時まで居るかな?)

 

そんな明るい未来を思い描きながら、来季はサガンの試合もチェックするシーズンになりそうや