松本山雅戦 ロティーナは腹をくくったか

”聖域”スタメンに手を入れたにも関わらずショボーい結果に終わった前節に業を煮やしたのか、更なるスタメン変更に踏み切ったロティー

 

”繋ぎ”にまだ不満だったのか、CBに瀬古、2ボランチは藤田奥埜、と徹底。そして前線は都倉メンデスのツインタワー。去年の今頃のセレッソからは相当な変わりようだと感慨深い

 

後ろのメンバー変更の効果か、多少は以前よりも繋げるようになったが、それより大きい変化はロングボールの多用。ジンヒョンから、そして瀬古から

 

結局、これやろ。ロティーナはCLのバルサの戦い方でも見て、考え直したんやろ。チンタラ繋ごうが、ロングボール一発通そうが、チャンスはチャンスで、ゴールはゴール

 

それに、札幌サポから恨まれまくってまでして獲った都倉、彼を活かさない手はない

昨季二桁得点FWの触れ込みやけど、都倉にそこまで期待してる純真なサポはおらんやろ

 

彼は今日のプレー、後方からのロングボールを収めてくれるだけで御の字。そのワンプレーが、後生大事に繋いだ5本のパスと等価、いやスピードを考えたらそれ以上の価値があるんやから

 

しかしこうなって来ると、この日ベンチ外のソウザと出番のなかった曜一朗、このままでは居場所がないやろ

 

苦しい2016年シーズンのJ1復帰の立役者の二人やけど、さてこの苦境をどう乗り越えるか?