グループリーグで２戦先勝したチーム同士の３戦目というのは、お互いもうGL突破は決定してるから様子見みたいな塩試合になりがちなのだが、今回は大きな意味を持つ３戦目であった
モチロンGLの順位決定戦になっているから重要なのだが、その結果による準々決勝の対戦相手が大問題。２位抜けの場合、次の試合の相手はカタール。そう、開催国特権でこの２月に行われたアジアカップを強奪した、金満強権発動国が相手となる。つまり、ピッチに立つ23番目の登場人物によって準決勝進出を阻まれる公算が非常に大きく、可能なら是非とも避けたい相手
日韓戦はタダでさえめんどくさい試合になりがちなのに、こんな生きるか死ぬかの条件縛りにされたらさぞや難解な試合になるなぁ… と危ぶんでたら、あぁやっぱりの結果
この試合の内容、なんとなく先週末のvs名古屋戦を思い起こさせるんよね。優位に進めたんやけど点を決めきれずにいると、CKから相手に先制されてしまう。結局ふっぼるはゴール数を競う競技で、いくら美しい戦い方してもゴールに繋がらないと大した価値を持たんのよね
ちなみに首位に立つまでの２，３試合の間、あちこちで急にセレッソの戦い方が持ち上げられてたが、私は逆にちょっと危ぶんでた。理由はその間１点しか取れていなかったから。１－０で試合をクローズし切れる能力は大きな武器だが、常時複数得点出来る攻撃力がないと、堅守だけではジリ貧になるから
決定力というと、たまたま見つけたセレッソ公式のこの動画で触れられてる'10年のチーム、あの時のように敵の守備陣を崩し切って点をもぎ取れるようになれば「セレッソの単勝を特券で」と言えるんやが
キムジンヒョン高橋大輔茂庭上本丸橋アマラウマルチネス乾清武家長、そしてアドリアーノ、あのチームは歴代最強やった。全く負ける気がせず見に行ったら６点取って圧勝した最終戦に立ち会えたのは、セレサポとしての自慢
