W杯アジア最終予選第4戦 ルヴァンのセレッソを見てるようだった

監督のクビを懸けた一戦となったvs豪州戦、さながらルヴァン準決勝の2ndレグのような気迫溢れる試合やったな

 

1stレグの後半で、浦和相手でもビビらずに前に出れば五分以上の戦いに持ち込めると悟って小菊以下選手全員が腹くくってガチ勝負に出た2ndレグ、私が拳闘のジャッジやったら10:8でセレッソに軍配上げるし、実際にスコアでも1-0で勝利した

 

後がない状況に追い込まれて日本代表もハラを決めたんやろ。ここで他国なら「ワザと負けて解任に持ち込んだれ」と造反する選手が出てくるのだが(Frankreichとか法國とか)、今の日本代表は王道を歩んでる選手ばかりやからね。監督がどうのこうの以前にW杯に出られないなんて自らの経歴としては許せないんやろ

 

そして2ndレグのセレッソよろしく覚悟決めて試合に臨んだ結果、気迫で相手を圧倒。私が思ってた以上に良いチームだった澳洲に試合の主導権を渡さんかった

 

やっぱりね、勝負の世界では気迫とか自信とかメンタル面が大事なんよ。私は以前に「今のセレッソはリーグで下から3、4番目」と書いたのもそれが理由で、春先からチーム作ってた他チーム相手に1ヶ月そこそこで作ったチームでは戦い方に自信なんか持てへんって

 

レヴィの名セリフ「チームが出来上がるまで10試合ぐらいは必要」とか、就任直後と2年目開幕時のロティーナのチームの歴然とした出来栄えの差とか、全てこれを裏付けてるんよね。そんなハンデを抱えてのルヴァンセミファイナル以前のセレッソでは下から3、4番目かな、と(逆に言うとここから一番伸び代のあるのもセレッソやけど…)

 

さて、もう3年も森保がチームを率いてる日本代表の場合、今更チームの完成度に不安があっては困るんやけど、実際万全とは程遠い状態で最終予選に臨んだんやから、やっぱり監督が無能やったやな

 

この豪州戦を見る限り、今からの日本代表は勝ち続けていけそうな気がするけど、やっぱり最初の”2連敗”が星勘定に大きな影を落とす。本来はゴマメ扱い、無視していい筈だったvs2弱の試合も、得失点差を稼ぐという大きな意味が出てきた訳で…

 

次戦はただ勝つだけでは許されなくなったで