ルヴァン準決勝2ndレグ プレビュー やはりセレッソはツイとった

1stレグのプレビューでセレッソに運が来てる兆候がある」と書いたが、やっぱりツイとったやろ?

 

えっ、あんなに何度もバーに嫌われて運がなかったやん?って思われるかもしれないけど、そんな事よりもっとツイとる事があったやん。それは、

 

強い強~い相手が勝手にコケてくれた

 

0-2で負けたリーグ戦とは、浦和は明らかに違ったやろ? 厳しいプレスには来ない、それどころか後半セレッソにプレスに出られたらタジタジ。あれ、あの強かったレッズはどこにいったん?

 

こりゃ、間違いなく1-5大敗の影響やろ(ありがとう、イニエスタ)。ガチ勝負に行ってボロボロに点取られた後は、どうしても慎重に行こうと腰が引けてしまう。そして山中→ユンカーのビューティフルゴールで首尾よく先制できたら、「このまま波風たてずに勝ってしまいたい」と更に消極的になる

 

一方、もうリーグ戦は余生でカップ戦は勝てば儲けものの、失う物のないセレッソ。先制されて小菊も吹っ切れたんやろう。後半は更に積極性が増し、そして同点ゴール!

 

惜しむらくは、同点になって急に現実に戻されたのか、小菊も消極的になってしまった事。ガンガンプレスに走り回ってた疲労を考慮してか、若いFW2名をベンチに下げてしまった

 

あの消極的采配は、ハッキリ言って大魚を逃したで。あのまま山田加藤のヤングパワー(死語)で押し切ってたら2点目が取れた筈。そしてアウェイで2点取って先勝しておけば勝ち抜けは8割方決まったようなモンやったのに

 

という訳で、私の見立ては戦前の浦和圧倒的有利の下馬評からセレッソやや有利な状況に押し戻したって程度。けど、終了間際のハンド疑惑が不問になるとか、まだまだセレッソに流れが来てるのは間違いない

 

後は小菊が腹を決めるだけ。多分選手は皆分かっとる。変にビビらんと流れに乗って勝負に行けば結果は出る、と

 

さてと、決勝の会場は埼スタか。我々にとって聖地とも言える縁起の良いスタジアム。新幹線の切符でも取っておこうか

W杯アジア最終予選第3戦 ”順当”な敗戦

最初に言っておくが、この試合は観てない。夜中の2時なんてクソ眠たい時間に起きてまで負けると分かってる試合を観るほどマゾやないんで

 

前回の第2戦でも書いたやろ。まぁこんなん代表戦見続けてる人の90%が予測出来た事やから自慢でも何でもないが、監督交代せんかったら10月2連戦を連敗する可能性が高いって

 

そして、初戦の敗戦から第2戦までの日数が短いからここまでは森保でもしゃーないけど3戦目からの次期監督を裏で仕込んどけよ、とも書いた。これも9割以上の人が思いつく凡庸な提案なんやけど、文京区でふんぞり返ってる高給取りの老人はそんな忠告すら無視しよった

 

これも再掲になるけど、オマーン戦に負けた段階で3強から4強に図式が変わったって、いい加減認識せえよ。今は3戦1勝2敗やなくて、2戦2敗なんやって

 

”3戦目”の澳洲戦も順当に負けたら、自動抜けの2位枠は無理やろ。A組3位になれる可能性、B組&大陸間のプレオーフに勝てる可能性を全て50%とすると(またもやインチキコンサル並のテキトー試算)、 0.5^3=0.125、つまり僅か12.5%の予選抜け確率。これでW杯に行けるとでも思ってるんかな、老害どもは

 

個人的には、ここはW杯行きを逃す絶好の機会やと思ってる。内容はともかくセレッソが降格の心配が無くなったキッカケは何や? ズバリ、湘南戦の赤っ恥5失点大敗やろ(ベルマーレにはホンマ感謝してる、頑張って残留しいや)

 

早い話が、W杯に行けないぐらいのデカいショックが無けりゃ、前回W杯直前に代表監督解任という失態に何の責任も取らなかった図々しい協会上層部を壊す事は出来んって事。次回からは亞洲8枠が予想されるので、そうなればショックを与える事も難しいし

 

未来の日本サッカー少年達への先行投資、それが日本代表史上最強メンバーが屈辱のW杯自宅観戦、なんよ

ルヴァン準決勝1stレグ プレビュー 必勝法神頼み

前戦の対大分戦はモチベーションの差も出て予定調和の結果になったが、何度も言うけどリーグ戦は既に消化試合、結果なんかはどうでもエエ

 

残念なのは、またもや小菊が手の内を晒した事。例えば、ここでSBに小池進藤を使ったので準決勝は丸&陸のレギュラー組起用やろ。相手は対進藤の攻撃力を特に対策する必要もなくなった訳

 

ここまでの采配を見て誰もが気付くだろうが小菊は実に”いい人”で、裏をかくとかブラフをかますみたいな策略には全く能力のないタイプ(だと思う)

 

自らの戦力戦術に絶対の自信がある時は奇をてらわず正攻法で良いと思うのだが、ハッキリ言って現時点でのセレッソの実力は下から3,4番手。序盤の大久保爆発貯金と解任ブーストで貯めた”遺産”で今の順位を保ってるだけ

 

そんなチームがACL圏を伺おうかというリーグ上位とマトモにぶつかったら結果は明らか。だから私は”死んだふり”作戦をオススメしたのだが、姑息な提案は実直な人には受け入れられないらしい。ならば実力通り粛々と負けを受け入れるしかないのか? いやいや、実力だけで勝てるほど勝負の世界は甘くはないんよ

 

実力もないし秘策もなくても勝てる事なんかザラにある。それは運を味方にする事。棒球の某名監督も言っとったやろ、「勝ちに不思議の勝ちあり」と。そう、勝負の世界では何で勝ったか分からんってな試合が度々起こるが、理由は簡単、ツイてただけ。アンダードッグとしてはハナから運勝負を狙ったらエエやん

 

兆候は出てるんやで。先ずはゴリ酒井の欠場。何と言ってもチョット前までは名門Marseilleで堂々のレギュラーを張ってたビッグネームで日本代表でも鉄板のレギュラー選手。そんな大選手が居ると居らんのとでは全然話が違うやろ

 

次に前節神戸戦での大敗。絶対王者フロンターレ相手やないんやで。お隣の”あの”チームにやで。確かに夏にガッツリ補強してるけど、チョット前はへなちょこレヴィーセレッソですら引き分けられた相手にああも大敗するって事は何か付け入るスキが見えた筈

 

少し残念なんは、その試合をじっくり分析する時間がないって事。日曜の夕方に大分で試合して3日後に埼玉で試合って、そら辛いわ。恐らく選手がリカバリーしてる月曜日に首脳陣は試合のビデオを見まくって対策立てて火曜日に選手に伝授のハラなんやろうけど、その日は夕方には出発やからね(調べてないけど、多分前日入りやろ)。仕込むような時間的余裕は殆どあらへんやろ

 

という訳で流れが来かかってる(完全には来てない)不完全な状況で試合を迎えるのは実に残念やけど、今更日程に文句を言っても始まらん。相手の方が強い? 何言ってるんや、ワシ等の方がツイとる。この理由になってない理不尽論法で押し切ろう

 

頑張って実力を十分に発揮して下馬評通りに負けるのはアマチュアのやる事。プロなら運を味方にしてでも不思議の勝利に持ち込め!

第31節A大分戦プレビュー お隣のエンブレムパクリ問題

ユンやロティーナの最盛期のように「ウチの方が優れてるから勝てるやろ」の期待感は無いし、さりとてクルピ監督交代前の「何やってんだ」の絶望感もない… 何とも言えないぬるま湯感漂う今のセレッソ

 

前節にしても逆転負けした事自体への悔しさはあるが、だからと言って降格の危機が近づいたりACLが遠のいたりする訳でもなく、チーム状況としては1つ試合を消化したぐらいの違いしか無い(乾の故障が心配されるのが最大のトピックスなぐらい)

 

今節でもその状況に何ら変化はなくサッパリ興味の湧かない大分戦のプレビューは止めて(2週間前から私の興味はルヴァン準決勝)、昨日突然話題沸騰となったあの件について書く

 

セレッソ以上に士気も運気も上がらないお隣さん、現場が無能ならフロントの手でそんな悪い流れを断ち切ろうとしたのかは知らんが何とエンブレム変更のギャンブルに出た(シーズン途中の今頃何で?)。そしてその賭けの吉凶は…

 

即日パクリがバレて、赤っ恥の笑いものに

 

そらそうやろ。もうありとあらゆるものにデザインとかロゴマークとかを取り入れる現代で、あんな単純なデザインにしたら絶対どっかと被るで

 

そもそも昨今では何で幼稚な単純化が持て囃されるんや? あんなん、描くだけやったら小学生でも描けるやん。プロにしか描けない緻密なデザインやからカネ払う価値があるんとちゃうの?

 

これは私が乾が最高のプロ選手だと思う理由にも繋がる。フットボールでプロになれる選手には2種類あって、誰よりも早く強く高いアスリートとしての能力に秀でてるタイプと、イマジネーション溢れるプレーが出来るアーテスティックなタイプの2つ

 

個人的には、前者にカネ払う価値は無いと思ってる。何故なら一般人が極限まで練習すれば辿り着ける域だから。極論すればドーピングすれば可能な訳であって、そんなCPU能力競争みたいなのがふっぼるの醍醐味とはとても思えないから

 

で、何故乾が最高の選手かと言えば、いくら練習しようが彼のプレーを真似する事が出来ないから。これは彼が曲芸でするリフティングが真似できるかとか、そんな次元の低い話でなく、試合の場面場面で瞬時に他人が予想しないプレーを選択出来る能力の事である

 

えっ、あんなプレーが試合中に出来るの? しかもあんな状況、態勢でそれを選ぶ? 私がセレッソに来た乾を初めて見たときの感想が、これである。このタイプこそ、シロートが逆立ちしても真似できない、カネ払って観る価値のある選手である

 

イニエスタが将にそう。一つ一つのプレーをビデオで見て後から再現するのはそう難しい事やないが、それを同じ状況でやれるかと言えば「そらイニエスタやから出来たんやろ」ってなる(だからミキタニが33億払ってでも連れてきたんやろ)

 

まぁ、何が言いたいかというと、そんなカネ払う価値のない簡単に真似出来るデザインを掴まされてしまったお隣さんは、ご愁傷さまでした。運気上げるどころか大凶おみくじ引いたようなモンで、来季の大阪ダービーの可否がチョットだけ心配…

第30節H鹿島戦プレビュー 小菊は指笛を吹かない

前回、ルヴァン準決勝の為にチーム全体でアジジ作戦をオススメしたのだが、どうやら小菊は正攻法で行くらしいな。まぁ、死んだフリして出し抜くなんて邪道やし、見るからに真面目そうな新監督にはそんな姑息なやり方は出来んのやろけど、騙し合いもサッカーの一面やからチョット勿体ない

 

東の方を見てみ。我々より遙か高みに居る筈のトリコロールのチームですら、姑息な手を使って相手の速攻を封じようとしてるやん。あの1件では「クラブが調査しても分からなかったんやから仕方がない」みたいな眠たい事言うとる奴が居るらしいが、原因不明と無実はイコールやないで

 

マリノスの試合でマリノスのピンチの時に何度も指笛のような音が鳴った事は事実なんやから、ここで調査を終えたら疑惑は持たれたままで、仮に優勝しても嘲笑の対象にすらなりかねない。嫌疑を晴らす為にはマリノス自身で音の出どころを突き止めなければならない

 

そんな事する義務は無いってヌルい奴は言いおるやろうけど、それしかマリノスの名誉を守る手は無いんやで。このままでは横浜Fueマリノスって汚名を一生着せられるんやで

 

指笛作戦に比べたら、死んだふり作戦はどのスポーツでもよくやる一般的な戦法なんやけどな。けど、もう小菊も手札を開いたからルヴァン準決勝はガチ勝負が確定してしまった

 

う~ん、正攻法やと分が悪いで。これが1発勝負なら何が起こるか分からんけど、2試合もやれば地力の差が出ると考えた方が無難。アッチに2人ほど怪我人が出てくれん事には5分の勝負とはならんやろ

 

さて、死んだフリする必要もなくなったし、広島戦で勝ち点3積んで流石に降格を心配するのも無理目やし、益々消化試合としか言い様が無くなって来たリーグ戦。この鹿島戦、何を目的にやるんやろ? やっぱり来季に向けての選手選考会?

第32節A広島戦プレビュー 小菊はツイとる

前戦ACLよりもキツめのプレスで試合の主導権を握られて、前半早々に一発パス通されて先制点を許し、後半にもタッチダウンパス”から失点、攻撃ユニット総替えで反撃に出るも前戦以上に得点の匂いのしない攻撃を続けるだけ… こう書くとルヴァン準決勝に向けて何の希望も抱けない敗戦のように思えるが、私がその見方を一変しておこう

 

小菊、ツイとるで

 

仮にこれが準決勝の1stレグやったら、「先手取られて既に敗退は濃厚」の展開やろ。しかしこれはあくまでも前哨戦。あれだけの完敗を喫したところでルヴァンは別カテゴリー、未だに試合開始前の全くイーブンな状況。本番の半月前にリーグ戦が組まれる何て偶然そうそうない。これだけでも相当ツイてるのだが、幸運だと思う真の理由は他にある

 

快勝に湧くレッズだが、裏を返せば良いところが全て出た試合で、謂わば手の内を晒したようなもの。セレッソはそれをしっかり分析すれば良いのに対し、相手はその裏をかくのは困難を極める。分かっていてもあれだけ上手く行ったやり方から変えるのは相当な勇気が要るギャンブルだから

 

対するダメダメだったセレッソの、あんな不出来な戦い方を分析したところで欠伸が出るだけやろ。つまり相手はあの試合から”次戦”に向けては何も得られなかった

 

相手がする事は分かってる、相手はこっちの出方が読みづらい… 私が監督やったら、この状況を作り出せた事に「仕込みは上々」とほくそ笑むで。そして準決勝までの3試合は死んだフリを決め込む。そして1stレグで出し抜けを喰らわす。その試合は浦和にとってはホームゲーム、H&A制のトーナメントでは絶対に負けられない試合。終了のホイッスル聞いてから相手の目論見に気がついても、既に時遅し

 

まぁ、こんなインチキな手が成り立つのも小菊が好機到来である事を理解してる事が絶対条件やけど、気になる残留も相変わらず降格圏のチームが一向にエンジンがかからない様子だし(未だに降格を心配する人は、セレッソじゃなくて徳島や仙台の情報を調べる事をオススメする)、それぐらいの勝負に出る価値はあると思うけどな

 

なによりも、無能ヒゲの手持ちのカードは小菊続投しかないんやから、小菊サン、今シーズンはアンタの方が圧倒的に有利な状況に居るんやで。仕掛けの為に3連敗したところで、

 

「(アホ)社長のお言葉通りタイトル獲りに行ってますが、何か?」

 

ぐらい言ってやればエエ

 

第29節Aレッズ戦プレビュー 小菊体制はここから

私の願望に近い予想が当たってフロンターレがKのチームに躓いて俄然チャンスとなったACLだが、セレッソもお付き合いでラウンド16であえなく敗退で「あわよくばタイトルを…」の夢が先ずは1つ消えたな

 

相手の効率良いプレスに試合のペースを握られ、CKからの”安い”失点、そして大久保投入から「ようやくかよ!」の遅すぎる反撃開始… まぁ、自国のリーグ戦ではようやく残留の目処がついた”その他大勢”チームに相応しい結果と言えるかな

 

しかし実力が伴ってなかろうが勝てば官軍なのが勝負の世界。特にカップ戦は負けても失うもののないボーナスステージ。1つ目がダメでも次がある。そう、来月にはルヴァンのセミファイナルが控えてる

 

次戦リーグ29節はさながらルヴァンの前哨戦。本来は最優先である筈のリーグ戦をカップ戦の試金石に使うとはエラく豪勢な話だが、まだ10試合もある残りの試合を消化試合にしない為には何らかの理由付けが必要である。先ずはガツンと叩いて”本戦”へ弾みをつける、春先の対戦では居なかった新戦力のデータ取り… そう考えれば消化試合でなく意味のある一戦に出来る

 

同時にこれは新監督への試練でもある。就任直後の連勝で最悪の状況はまぬがれたが、このままでは只の降格を回避しただけの監督になってしまう

 

当然本人は来季も指揮を執るつもりだろうしフロントから内々定を得てると思うが、契約通りに物事が運ぶ世の中なら今でもアズキのオヤジがベンチに座ってる筈。契約期間なんて”解任”の一言で明日にでも吹っ飛ぶのがプロの世界

 

ここで大きくモノを言うのが実績=タイトルで、例えば鹿島はダメ監督の匂いがプンプンしてても手柄を挙げた途中引き継ぎ監督を切れなかった

 

まぁ、ユンロティーナと外部から新監督を引っ張ってこれた前GMと同じことが今の無能に出来るとは思えないので'22シーズンは小菊体制でスタート以外に選択肢は無いと思うが、ここでタイトルを獲れば来季途中で解任となってもタイトルウィナー監督の肩書でその後2,3クラブは監督として渡り歩ける事間違いなし

 

「俺の将来が懸かってるんやからお前ら死ぬ気でやれよ!」 それぐらいエゴイスティックになっても私は許すで