第6節A湘南戦 最高の滑り出しの序盤戦

開幕から怒濤の7連戦の最終第7戦目の湘南戦、試合自体は...な一戦やったが、これで7戦トータル4勝2敗1分となった訳だが、皆さんはこれをどう評価するやろか? 私は"これ以上、望むべくもない出来過ぎの滑り出し"やと思う

 

7試合で勝ち点13は、例年の34試合では勝ち点63に到達出来るペース。この勝ち点がどれぐらいの順位を期待出来るか、興味のある人は過去データを調べてみればエエ。望むべくもない好位置スタートである

 

一部には「固定メンバーで酷使したせいで故障者が出て...」のようにネガティブな見方をしとるようやけど、それは得られた対価を全く評価してない負け犬発想やと思うで

 

敢えて"犠牲"というが、原川、坂元の犠牲により得られた開幕ダッシュのお陰で、他所のチームはもうセレッソを戦前の下馬評10位で終える中位チームとは見ていない。「フロントがアホやからオフにドタバタしとったけど、やっぱり強豪チーム、セレッソ手強し」との印象を持っとる事間違いなし

 

これは後々セレッソを大きく助ける事になる。対戦相手はセレッソに対して無意識のうちに日本人特有のリスペクト精神が働き、ベテランFWに名前負けして不必要にマークに行ってノーマークにした相棒の若手FWに出し抜かれたり、強気に行けば崩せるなんちゃってロティーナ式の守備陣なのにビビってシュートをフカしてしまったりと

 

戦力だけでサッカーを語りたがる奴らはメンタル面を軽視し過ぎで、実はプロスポーツの試合って半分ぐらいはやる前から勝負がついとる。大して試合など見てない私の某友人などは「今日の相手は湘南? 楽勝やろ」って言ってたし、多分セレッソの選手もサポも、相手の選手もサポも(程度の差あっても)"セレッソ有利"の見方やったやろ。それが無ければあんな不出来な試合を引き分けに持ち込めたかどうか...

 

さて、後はこの有利な状況をクルピが如何に活用するか? 最近のインタビューでは嘗ての勝負師の目の輝きが戻って来たので、更に一発かましてくれる事を期待しようか