'20第20節フロンターレ戦プレビュー 6pointなど気にするな

今節フロンターレ戦は1位と2位の首位攻防戦。JリーグDAZNも盛り上げようと、やたら6pointマッチを連呼しとるが、私は前回第11節対戦時のプレビューで「この一戦に負けたらフロンターレの独走優勝」と書いた事から意見は変わってない

 

理由は簡単で、フロンターレと同じペースで勝ち続けるのすら至難の技なのに(フロンターレのペースはJリーグ記録を遥かに上回ってる)、そこから更に敗戦によりついた勝ち点10差を埋める事など到底無理だから

 

猿でも分かるように書くと、あの対戦終了時点のフロンターレは10勝1分、残り23試合を同ペースで勝つと少なく見積もっても20勝はする。つまり最大に詰めれる勝ち点は9で(残り3試合全敗のケース)、それでは勝ち点10差が届かない、実に簡単な算数である

 

ここで例年なら「同じペースで勝つ訳ない。絶対どこかで失速する」と楽観視できるのだが、あの選手層では主力が5人ぐらい同時に長期離脱しない限り(現実的には起こり得ない事態)失速はあり得ないと私は見た訳で、現実に今節までフロンターレは殆ど同じペースで勝ち続けている

 

でも、セレッソはよう頑張っとるわ。あの敗戦からたったの勝ち点1しか離されてない、つまり驚異的なペースで走るフロンターレと同じペースで勝ち続けてるって事なんやから

 

全然諦めてない選手&監督、それに諦めの悪い(簡単な算数が出来ない?)サポには悪いと思うが、私的には優勝争いなんかどうでも良い、つまりもう十分やと思う今世紀中は破られない大記録を打ち立ててるチームと並走してるんやから、更にそれ以上のペースで勝ち点積めなんて、とても言えんわ(マラソンランナーにそんなペース要求したら、心臓麻痺起こすで)

 

せやからこの一戦は、順位の事なんて気にせんと、純粋に強いセレッソフロンターレの対戦を楽しみたい

 

そうやって考えると実はかなり期待の持てる一戦であると気づく。フロンターレvsセレッソで浮かぶイメージは、セレッソの方がかなり相性が良いという事

 

前回の大敗に悲観してそんなポジティヴデータをお忘れの諸兄も多いかもしれないが、この2チームでフロンターレが勝つ時は大勝ちと相場が決まってる。ルヴァン決勝以降長く続いた負けなし記録の、その前の敗戦も1ー5の大敗。だから前回は負けた事が問題であって、点差なんかに意味はない

 

今回もセレッソが勝つなら辛勝、フロンターレが勝つなら大勝やろ。で、今度はどちらの目が出るかと言えば... まぁ、月も変わった事やし、とだけ言っておこう