N-WGN購入記其の弐 軽も自動運転の時代

今回の購入劇に至るまでの長い間クルマに興味がなかったのだが、その間もクルマに関するニュースは耳に入っていた。それはEV化の話題自動運転、そして 老人による事故多発の話

 

そう、私がクルマに興味を失うキッカケになった車種、プリウスが暴走して人を轢き殺したりコンビニに突っ込んだりした事故のニュース。なので最近のクルマは暴走防止の安全装置の開発が進んでるやろな、とは思っていた。そして調べてみると軽自動車であってもドライバーがミスしても勝手に止まってくれる系の装置が普及していた。それもほとんどのグレードでオプションじゃなく標準装備で

 

(この辺りは2輪と4輪の大きな違いで、2輪の安全装置はトラコンなど、あくまでも安全に走り抜ける為の装置。止まる方もABSはあるけどあれもロックせずに減速する事が主目的で、マシンが勝手に止めるなんて発想はない。勝手に止められてもコケるだけやし)

 

軽と言えば安いけど装備はサッパリやった時代から考えるとエラい豪勢になったなぁ、と思いつつも、安全装備については予測の範囲だったのでそんなに驚きはしなかった。が、驚かされたのは自動運転系の機能、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)まで装備されてる事

 

私がカーキチだった20年前から高級車にはクルーズコントロール、つまりセットしたらアクセル離しても定速で走り続ける機能はあったのだが「同じスピードで走り続けるって、公道では他車のペースもあるし使えんやん」ってムダ装備と思ってたが、これがアダプティブ、つまり先行車に合わせた速度可変となると俄然使える装備となる

 

そう、これこそが自動運転。自動車メーカー、特にHondaが自動車メーカーの開発を進めてると聞いた時、「鉄腕アトムの世界のチューブ状ハイウェイが出来るまでは無理やな」って100年後の世界扱いしてたけど、クルマが勝手に速度を調節してくれる、先行車が止まれば自分も止まるACCの機能を理解したとたん、「右折左折以外では、もう既に自動運転は実現されてる」って目から鱗が落ちた気がした

 

嘗ての車好き新メカ好きの血が騒いできた。よし、せっかく新車買うんだからACCが付いてる車種にしよう。それも前のクルマが止まればこっちも止まる、全車速対応のやつを😁

(続く)