第7節H札幌戦 阪田は”高卒の墓場”のジンクスを打破出来るか?

もうずっと書き続けてるからまた書くのもウンザリやけど、あんな酷い負け方の後では書かん訳にはいかんやろうから、最初に一文だけ

 

堅守のフィロソフィーを蔑ろにしたクラブの末路は悲惨やで

 

こうやって森島が辞めてくれる日が一日も早く来る事を祈りながら(シャレやないで、厄払いの為にマジで辞めてくれ)、明るいというか暗くない話題を

 

高卒新人の阪田がこの試合でリーグ戦デビューを果たしたな。ユース上がりが幅を利かせるセレッソ”高卒”高体連出身)ルーキーが1年目でトップチームの試合に出場する事は珍しく、パッと思い浮かべてもスーパールーキー西川潤、そしてその前は白谷黒木ぐらいまで遡らないと該当例は無さそう

 

ちなみにその鳴り物入りで来た西川潤ですらレギュラーは獲れず3シーズン終えてあえなくレンタル送り(多分もうセレッソで活躍する日は来ないだろう)となったので、高卒でセレッソに来た選手でその後ガッツリレギュラーになれたのは何と山下達也まで遡らないと見当たらない!(1シーズンだけなら黒木も該当か)

 

私が代理人だったら「高卒でセレッソに行くのは止めとけ」と言いたいぐらいの高卒の墓場状態で、昨年「来季セレッソに高卒の有望選手が来る」とのニュースを聞いた時、喜びよりも先に「君たち、その選択で良いのか?」と心配になったほど(汗)

 

なのでまだ4月の段階で試合出場した阪田は、セレッソ的には相当成功している部類。それもこれも思いの外ベンチがスカスカの今季のスカッドのせい

 

オフに来季の戦力展望してた時は「ヨソで実績ある外人が2人も来るし来季の攻撃陣は厚いな」とホクホクしてたのに、山田藤尾が去り、清武が長期離脱となり、そしてクルークスが使い物にならず、と櫛の歯が抜けていくようにスカスカに

 

そしてこの試合、とうとう看板選手の1人の毎熊の欠場で(単にコンディション不良だと信じたい)阪田にお鉢が回ってくる。これは嬉しいデビューというより、チームの尻に火がついて止むに止まれず…の感が強い

 

しかし、阪田はツイてるとも言える。何故なら、こういう状況じゃなければセレッソでは高卒新人に出番は回って来んから。理由はどうあれ出場機会が回って来なければ選手は活躍する術がないのだから、そのチャンスを早々に掴んだ阪田は”持ってる”と言える

 

実力と同等以上に運があるかどうかは選手にとって重要。なので”持ってる”阪田には何とかチームの窮状を救ってもらいたい

 

まだ10試合も消化してないのにルーキーをアテにするとは情けない話やが、守備の神様に見放されてるセレッソは打ち勝つしか活路は無いし(泣)