第14戦日本GP 天の配剤により今季1番面白いレースに

すっかりDucati GPが当たり前になって、ドッチラケの今のMoto GP。気がついたら遥か昔の第3戦以来書いてなかった

 

自国開催だからといって日本メーカーが急に良くなるなんて都合の良い話はないと諦めていたが、前戦のインドGPで急に順位が上がったのを見て「やりやがったな、Dornaと思い、これは日本GPでは更なる”ボーナス”があるのでは、と淡い期待でレースを見た

 

結論から言うと、何か”操作”したというほどの不自然さはなくMárquezの頑張りが目立った程度だったが、”天”のお陰で予期せぬ面白い展開に

 

フツーに走ったらDucati GP、しかもその日セッティングがバッチリ決まった誰かの独走で見る価値もない退屈なレースになる今季のMotoGP。しかし雨となると俄然面白さが違ってくる。結果から見たら雨でもやっぱりDucati優勢は揺るがないのだが、転倒リタイアの危険性が格段に上がりレースの緊迫感が全然違う。しかもこのレースはドライタイヤでスタートしてからの雨で、マシン乗り換えのタイミングという戦略的面白さも加味され、しかも雨足が強くなりすぎての赤旗中断まで!

 

やっぱりレースって、先が読めないから面白いんよね。鉄板レースでド本命の馬券取っても感動がないように、抜きつ抜かれつが極めて少なく予定調和のようにDucatiが勝つ今のMotoGP見てて面白いと思えるのはよっぽどのマニアだけやないかな

 

ちなみに、そういう意味ではJリーグは世界有数の面白いリーグやと思うけど。やる前から優勝チームがほぼ決まってる退屈な欧州リーグと違って、今季のヴィッセル優勝を予想できた人がどれだけいただろうか? と思って某誌の開幕前優勝予想を見返したら、優勝はおろか最高に評価した人でさえ6位予想止まり!

 

何が起こるか分からんから賭けてみる、人生そうありたいね(何のこっちゃ?)