オフの動向其の伍 絶対王者からレジェンドプレーヤー来たる

ここ数年と比べると遅々として進んでない感があるセレッソの補強だが、それでも2名の獲得発表があった

 

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注目株は田中駿汰の方だろうが、残念ながらどんな選手か全然知らん上に(セレッソ以外の試合は殆んど見ないから)札幌ではCBとして活躍してたけどどうやらセレッソではアンカー起用らしいとなると”憶測の上の憶測”となって皆目分からん。なのでキャリア豊富で”よく知った顔”の登里について書いてみる

 

言わずとしれた王者フロンターレで長年左SBとして活躍した選手で、ここまでの字面では決してセレッソなんかに来てくれる選手ではないが、33歳という年齢、つまり強豪チームではそろそろ出場機会が減る恐れがあるのでチームレベルを落として出場機会増を目論む、というよくある都落ちパターンで獲得出来たものと思われる

 

が、左SBは今オフに丸橋を放出して同年齢の登里を獲るというのは如何にもチグハグな感じ。けど、これは絶対に必要な補強だと思う

 

鍵は同じ左SBの山中の流出。山中については前に少し書いたが、要は契約切れ後のマネーゲームに負けて山中に逃げられたのがドタバタ劇の始まり。丸橋は年齢やケガ等の関係で放出は既定路線だったが、山中と舩木、左SBに2名も居れば何ら問題は無かった。が、舩木1人となると絶対に補強は必要。で、チラホラ報じられてたように別の選手が本命だったけど、”優勝を目指さない”セレッソに魅力を感じなかったのかフラレてパニックバイで登里に救いを求めた訳

 

まぁ、この見立てが合ってるかどうかは定かではないが、登里には頑張ってもらう新シーズンになる事は間違いない。というのも現時点で左SB1番手の舩木、私の目にはセレッソのSBとしては全然足りないから。前も書いたがセレッソのSBは単に11人の1人ではいけない、チームのストロングポイントでなければならない伝統。その域に舩木が到達出来るとはとても思えない

 

モチロン、登里がストロングポイントになれるかどうかの保証は無い。年齢的に衰える可能性は十分ある。が、あのロティーセレッソを持ってしても歯が立たなかった強豪フロンターレで長年活躍した実績、これはハンパなモンではない筈

 

まぁチョットご都合主義かつ過大評価のきらいのある見立てやが、そんなに神経質になってない理由が別にあって、それは来季のセレッソの戦力評価を見れば登里は十分チーム内標準以上になる可能性があって…(続く)