オフの動向其の肆 育成できない育成クラブ

明日になったら新たなニュースで更新されてると思うけど、本日(28日)セレッソ公式WEBサイトのニュース一覧を立ち上げると、店じまいセールか?と勘違いする程Outのニュースのオンパレードになってる

 

松本 凪生選手 モンテディオ山形へ期限付き移籍について | セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA

 

中島 元彦選手 ベガルタ仙台へ期限付き移籍延長について | セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA

 

岡澤 昂星選手 FC琉球へ育成型期限付き移籍延長について | セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA

 

上記三名以外にも、中原、新井晴樹、そして丸橋のニュースもあって、さながら”在庫一掃セール”のよう。まぁ、後に書いた3名については出ていくのに異議を唱える話では無いが、前3名については言いたい

 

セレッソは若手を育てる気はないんかい?

 

世間的には育成クラブとなってるセレッソだが、そう胸を晴れたのは螢丸橋から杉本まで3世代ぐらいまでで、U23J3で活動してからは成功例は瀬古ただ1人で(西尾は判定保留)、近年は育成失敗続きである

 

しかしその失敗続きの近年、人材が不作だという訳でなく、例えば中島や山田はトップ昇格時大いに期待されてたし、GKでは私が見る分には相当な逸材の茂木も居た。が、片っ端からレンタル修行に出すのはいいが、一向に成果となっていない

 

若手レンタル修行って、フツーは貸出先で経験積んで成長させるって意味合いなんやけど、セレッソの場合はアリバイ作りにしか思えんのよね。手元に置いてても使わんからとりあえず外に出せ~ってところで終わってて、出した後の戦略が全然感じられん。前述の中島とかもう24歳やし既に若手と言うには違和感出始めるほどキャリア積んでるし、一体いつまでレンタルに出し続けんねん?って感じ

 

まぁ、チーム強化の手法は若手育成だけやないから、J2から刈り取ったほうが結果が出るって言うんやったらそう方針変えりゃエエやん…って思ったら、ここでハタと気づいた今季はユースからの昇格なし。もしかして、育成はムリとフロントは既に舵を切ってた…

 

それを裏付けるように、今季ユースはプリンス2部落ち。しかも昨季プレミアからの降格に続いて2年連続の降格。Jユースが実質3部で戦うって、育成に手を抜いているとしか言えない。あぁ、やっぱりセレッソは育成クラブである事を放棄してるよね

 

私の推測通り若手育成を諦めて外部獲得に切り替えたのなら、さぞかし優秀な人材を獲ってくるんやろうな、と期待しているのだが、未だに獲得の報なし。えっ、来季は凋落のシーズンになるの?(汗