ラグビーW杯決勝 これが同じ大会の試合か?

日本ではマイナー競技の域を出ないが、流石に世界三大スポーツイベントに数えられるラグビーW杯。決勝は日本でも最大級のハコの横国でも超満員の大盛り上がり! ...という試合内容やったかと言うと???

 

薄~くラグビーW杯を見続けてきたから予感してたけど、決勝戦は両国ともPGPGまたPGの安全運転。貪欲に4トライに拘ってたグループリーグと同じ大会とは、とても思えないツマラナイ試合運び

 

ラグビーは突き詰めると、トライを取らせない事に注力するのが一番手堅く勝つルールになっている」

 

それは前々回あたりの決勝を見た時にも思った。試合終盤、両チームがお互いハイパントを繰り返すばかり。で、そのまま時間だけが過ぎていって、ノーサイド

 

当時は相手ボールラインアウトにさえしなければトライを防げるところまで守備戦術が進化していたらしい。(ルール改正や更なる戦術進化で、もうそれは見られなくなったが)

 

監督が、勝つために最善の方法を採るのは理解できる(というか、”プロ”なら当たり前)

 

しかし興業という観点からはどうか? 今回ラグビー初見で盛り上がる渋谷のお友達に聞いてみ。何でラグビー面白いって思ったんか。そんなん、トライを求めての連続攻撃に決まってるやん

 

トライを目指して連続攻撃→反則→よし、ゴール手前まで蹴出してラインアウトでトライや→あれっ? 何でボール蹴るん?  トライ目指してたんとちゃうの?

 

これでニワカがリピーターになる訳がない。以前、日本でラグビープロ化は無理と書いたが、これも理由に加えんとアカンな

 

勝つ為の最善を尽くす事と、誰が見ても面白い試合内容は必ずしも一致するとは限らない。特にラグビーは本質的にそれを抱えたスポーツ

 

サッカーはそうじゃない、futboleroでヨカッタ、と言いたいところだが、サッカーにもその問題があると松本ヤマガ戦を見て再認識させられた...(続く)