今更ながらCBR250RRインプレッションする訳

年が明けて令和2年、つまりMC51型が発売されて4年目、年内には新型発表と噂される訳だが、私は今更ながら現行MC51型のインプレをしている

 

これは単に個人的な趣味な訳だが、もう一つ大きな意味がある事に、ふと気が付いた

 

新型のNinja250R25は、フルチェンジとマイナーチェンジの違いはあれど、ほぼ同じ意味合いのモデルチェンジ、即ち先代モデルからの”無理のない”正常進化

 

フレームやエンジンの変更が無かったR25がそうなのは「そりゃ当たり前やろ?」やけど、フルチェンジでエンジンまで新規開発したNinja250がカタログスペックでCBRを上回って来なかったのは、無理して勝負してこなかった証左

 

それは、性能面で上回ろうとすると当然価格も上回りかねず、それが商売的には得策じゃないと判断したからやろう、もしくは本命が400で250はオマケやから… 一昨年の発売当時は、そう思っとった

 

しかし後にKawasakiが”無理しなかった”には別の理由がある事が判明。そう、皆さんご存知のまさかの4気筒ZX-25Rが控えてたから

 

新型Ninja250は、性能面&価格面から250の最適解(と私が思ってる)先代Ninja250をキープコンセプトで受け継ぐ。そして大きな顔して出てきたCBR撃墜の為には別モデルを用意する。まぁ何と意欲的な販売戦略か

 

で、これが「今なぜ現行CBR250RRなのか」に行き着く。”クラスさいつよ”の看板でMC51を出してきたHONDAとしては、当然ZX-25Rを迎え撃ちたい

 

しかし最近のHONDAの販売戦略を見るにつれて、250のスポーツモデルを2つ出すとは考えにくい=迎撃はCBR250RRのモデルチェンジで、となる

 

つまりNinja250やR25と違い、”無理したモデルチェンジ”にならざるを得ない。それを裏付けるように、漏れ聞こえる情報はオートシフターやクルコン、スマートキーなどZX-25Rばりのお大尽仕様、そしてエンジン馬力もアップと、これでもかの力の入れよう

 

(これは完全にシロートの感覚なのだが、MC51のエンジン、クラス最強を達成する為にキレイに回る事よりもパワーを絞り出す事重視で開発されたフシがある。なのでここから更にパワーアップとなればラムエアにするとか何らか手を加える必要があると思われ、つまりはコストアップは必至)

 

で、これだけ気合い入れて”価格据え置き”なんて虫のいい話がある訳もなく、現行より一段上の価格帯モデルになるのは必死

 

ハイ、皆さんもうお気づきですね。今の価格帯のCBR250RRを買いたいなら、今の在庫がラストチャンス! NinjaやR25のように「どうせ同価格帯やから新型待てばエエわ」は通じない(と思われる)

 

そういう方の参考になれば幸い、の今更ながらMC51インプレ。所有者目線じゃなく、第三者的に見てもこれ以上高くなる250は一般ユースから離れる一方で…

 

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この性能価格バランスのモデルが買えるのは今年限り???