'20ルヴァンQF柏戦 ...の裏でルーカス去る(泣

やった事ないシステムで、何人もスタメンを入れ換えて、しかもその中にはほぼ初先発が数名。そんな舐めた臨戦の当然の帰結として見事に惨敗したその日、ある選手のチーム離脱がひっそりと発表されてた

 

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私は以前、ミネイロが活躍するか否かがセレッソ優勝の鍵」と書いたが、私の見立てが正しければもうセレッソ初優勝の目が途絶えてしまった(泣

 

まぁ彼が当たりだったとしても独走する某チームに追い付けそうにないので、ある意味気楽に書けるのだが、これはロティーナの選手の見極めの厳しさを物語る一件でもある

 

マルチネスアマラウシンプリシオ、そしてソウザ。セレッソは歴代助っ人ボランチにかなりの"当たり"が続くのでそれに比べると同選手にダメダメ感を感じてるサポは多いのだろうが、果たして本当にそうなのだろうか?

 

リーグ戦の出場は実質グランパス戦の後半だけ(それと試合終了間際の時間潰しが2試合)、後はルヴァンで2試合出場の計200分足らず。こんな僅かな出場時間で、しかもかなり約束事の多い戦術のチームで、どうやって実力を示す事が出来るのか?

 

これはミネイロに限らず、他の控え選手にも見られる現象。例えば現在レンタル先のJ1仙台で先発起用歴のある山田、彼の昨季の出場時間は僅か1分!である(イジメかよ)。そしてレンタル先の新潟から虎視眈々と借りパクを狙われてる中島もっくん、彼に至っては昨季も今季もゼロ、ゼロ、ゼロである(大事なので3回言った)

  

断っておくが、言いたいのはロティーナに選手の見る目がないのではなく、彼の"序列に従った起用法の壁"は相当厳しい、という事

 

恐らく日頃の練習から選手の力量を厳しくチェックして、他の監督なら「ちょっと試してみようか」となるところを、「こちらの選手が上だから」とハッキリ区分けしてるのだろう

 

だから左SB本職が控えとしてベンチ入りしてるにも関わらず、丸橋の交代が片山だったり(ロティーナの判定は片山>小池?)、酷使による疲労リスクを考慮してもボランチ代替の第一選択は奥野なんだろう

 

ここで理解すべきは、ロティーナの下では使われなかった選手が一概にダメという訳でなく、ロティーナ式起用ルールの為にノーチャンスになってる可能性もあるという事で、それが証拠にミネイロの移籍先はポルトガル1部。「セレッソより格下」と断言できるサポなど居ないであろう、場合によっては栄転である

 

さて、やり慣れん事が見事に外れてルヴァン敗退した結果、今季テストに使えるカップ戦終了天皇杯は出場出来てもガチの準決勝から)となったので、ここまでほぼ出場機会無し組は今季終了の可能性も濃厚となった

 

そう考えると、早めにリリースされたルーカスはある意味幸せやったのかも知れんで