Ninja250インプレ 其の参 車体変更点と峠走行フィーリング

"例年であれば"優勝間違いなしのハイペースで勝ち点を積み上げてる今季のセレッソ

 

そうなるとセレサポとしてはどうしてもセレッソに興味が持っていかれ、サブテーマのMotoについて書く気も削がれ、何と春先に試乗したNinja250のレビューを未だに書き終えてない体たらく

 

人類の敵、中共への天罰による異常気象で長く酷暑の続く2020年だが、流石に気温も下がりツーリングシーズンが近づいているので、久しぶりに名車Ninja250のインプレを続けよう

 

  

峠のインプレ

新型の主な車体変更点は、ハンドル位置がやや低くなり、そしてホイールベースが短くなった事

 

特にホイールベースとそれに伴うキャスター角は旧型の直接のライバルのYZF-R25との一番の違いで、つまりYZFよりも直進安定性に優れて、それとトレードオフに峠の旋回性で劣っていた(あくまでも一般論)

 

今回、ホイールベースがYZFと同じになり、乗ったフィーリングが「ムッチャ旧YZF化してる」

 

個人的には直進安定性に優れる旧Ninjaがフルカウル250のベストバランスだと思ってたが、どうやら世間的評価は旧YZF-R25の方であったようだ

 

で、エンジン馬力もR25に近づき、お互い新型でハンドル位置を下げ、ますます"兄弟車"化したこの2車種。もはや違いはカウルデザインと倒立サスぐらいか?

 

なので峠を走った感想は、「低回転でエンジンが粘る旧R25」。旧Ninjaでも十分楽しく走れたのだがディメンション変更で更に扱いやすくなり、加えて低回転で粘るエンジンになった事で4速入れっぱなし手抜き走行まで可能になった

 

まぁ、今のフルカウル250の標準的スペック(車体サイズ、重量、2気筒、馬力etc.)で峠が楽しくないなんてあり得ないのは先刻承知だからあまりクドクド言っても意味がないけど、「初心者が峠を楽しむ程度ならこれで十分、4発なんか要るかよ」(また言ってしまった...(汗)

 

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ライバルへの類似化は、250フルカウルの最適解が更に追求された証拠か