'20第25節ヴィッセル戦 香川真司の行く先

鬼の居ぬ間ならぬフロンターレが試合の無い中日の一戦 セレサポが超々久しぶりに見た赤紙のせいでいつも以上に防戦一方となったが、価千金のゴールで柿谷がチームを救ったな

 

この日のヒーローは、もちろんそのチーム救世主。そのヒーローインタビューは、

 

「常に試合に出ているメンバーは疲労も溜まる時期。出ていなかったメンバーが準備して、連勝を絶対に止めないように...

 

ここで"出ていなかったメンバー"とは、"常に試合に出ているメンバー"に変わってこの試合で起用された選手。つまり柿谷自身の事である

 

私は以前、彼が来季もセレッソに残ってられるかとの危惧を書いたが、それは将にこの一戦の活躍が理由

 

この試合でも分かるように、柿谷は今でも出場すれば"他とは違う"活躍を見せる事の出来る選手である。しかし同系統で格上(少なくともロティーナの評価が上)の清武が居る以上、その控えというのが今のセレッソでの立場である

 

今の能力で控えは勿体無いからレギュラーになれる他チームに行ってスタメンとして活躍した方が良い、というのが私の"感想"なのだが、このコメントを聞く限り他チームのスタメンよりもセレッソに骨を埋める覚悟のように思われる

 

もしそうならその覚悟は見上げたものだし、あの実力で控えの立場に文句を言わずチームに貢献してくれるなら、これ以上心強い事はない

 

ここでふと思い付くのが、もう一人のセレッソのレジェンド、香川真司の事である。9月17日の時点では、どうやらサラゴサに居場所はなくどこかのチームに移籍するしかない状況らしい

 

セレッソは"古巣"として、(所属当時は着けてもいなかった)23番をワザワザ空けて「戻っておいでよ」とのスタンスらしいが、果たして現実性はあるのだろうか?

 

仮にシンジが帰ってきたとして、やれるポジションは左SH、すなわち清武との競合である。ここでレギュラー争いに勝てばバンバンザイだが、負ければ偉大な控え選手第2号の誕生である

 

もしもシンジが柿谷と同じく「控えだろうがセレッソに貢献」なんて考えてくれたらセレサポとしては涙が止まらないが、そうだとしても柿谷かシンジのどちらかが「今も働けてビッグネームで、おまけに高年俸のベンチ外選手」となってしまう。これはいくらなんでも実現性は無い

 

という訳でシンジの復帰は無いと思うのだが、全ては私の勝手な推測「柿谷は控えであろうとセレッソ一筋と腹を括った」が真実だった場合にのみ成立する仮定

 

セレサポの立場を離れて客観的に見て、勿体無いと思うよ。クラブを選べばJ1だって不動のスタメンを張れるのに