名古屋モーターサイクルショー訪問記其の壱 二輪定率割引を利用して

オートバイの展示会系で最大のイベント、それはモーターサイクルショー。二輪業界にとっても重要な一大イベント、憎き武漢ウィルスのせいでここ2年連続でお流れになってたのだが、今年は遂に開催される事となった

 

今年は私の興味の対象250ccフルカウルの新モデル(もしくはモデルチェンジ)が無いので「是非とも見たい!」ではないのだが、2年も”お預け”にされたのでここは見に行きたい気分になった

 

しかし東京に行きたいという相方と当然大阪に行きたい私とで意見が分かれ、グダグダしてる間にどちらも行きそびれてしまった。「まぁどうしても見たいモデルもないしエエか」と諦めたところ「今年は名古屋もあるで」と相方

 

名古屋モーターサイクルショー、聞けば初開催が2年前に企画されたのだが日本社会の愚かなイベント自粛同調圧力のせいで中止中止で今年ようやく開催。じゃあ、その栄えある第1回を是非見てみようという気になった

 

その決断を更に加速したのが、高速道路の二輪定率割引制度。二輪の高速料金が軽とは言え四輪と同じ、この不公平極まりない料金制度は改正すべきとずっと訴えられ続けてるのだが、その一環として始まった制度

 

その改善度は全然不十分で満足出来たモノではないが、それでも無いよりかは安くなる。よし、この制度を利用してまだバイクで行った事のない名古屋へ行ってみよう!とここにチケット購入が確定

 

そして当日、ここ1週間ほどで急激に気温が上がって、2,3日前には「7月上旬並の気温」と報道される程。オートバイで高速を走る時は強烈な走行風によるベンチレーション効果がハンパないので、歩行者が「チョット汗ばむ」ぐらいの気温でちょうどいい

 

こりゃ天も味方したかと思って勇んで出発、最寄りのインターから高速に入ってイザ名古屋へ!と走り始めると「さ、寒い!」 そりゃまだ4月上旬、最高気温が同じだとしても朝晩の冷え込みは7月とは全然違う。

 

いやぁ~、チョット4月の気候をナメとったわ、と予備のインナーを一枚着込む為に次のSAで停まる。すると結構早い時間なのにSAはかなりの賑わい。そうやね、どこに行くかは知らんが絶好の観光日和やね

 

その賑わいのなかで一際目につくのが背中に桜色のビューマが踊る勝色のジャージ。もしやと思い彼らの行く手を見ると、見慣れたエンブレムをデカデカと掲げた選手バスが

 

 

この方向を走ってるとなると今日はグランパスユースあたりと試合があるんかな。私も今から名古屋で”戦ってくる”から、お互い頑張って勝って帰ろうな

(続く)