U23アジア杯準々決勝 大阪ダービーと日韓戦の類似性

セレサポ的にはルヴァン快勝に沸き返る週末だったが、その”裏”では数々の国際大会が行われて一般サッカーファン的にはそっちで大盛りあがりやったな

 

その1つのU23アジア杯、開催前は私も注目の大会やったが西尾の辞退で興味は半減。それでも徳島レンタル中の藤尾が選ばれてるし、初戦ダイジェストで見たら決勝点アシストしてるからと次戦は生で見たら一発レッドで退場、その次戦は出場停止…

 

何か縁が無さそうな大会やなぁと思ったけどQFは日韓戦やし出停明けの藤尾もスタメン起用されるからとリアルタイムでDAZNスタンバイしたが、生で見た価値はあったな

 

3-0というスコアで圧勝と語る人が居るけど、ポイントはそこじゃない。実際は後半頭から2点目を取るまでは防戦一方の時間帯もあった。重要なのは押されてたけど失点せず2点目を取ったという事

 

先制点取る→追いつかれない→2点目取って相手を諦めさせる、これが現代サッカーにおける真の必勝パターン。国際試合やクラブチームで上位対戦になったら最初から最後まで圧倒するなんて試合になる筈は無いので、押されてる時間帯を上手くいなして勝ちきれるのが強いチーム

 

そうやって戦った結果、記録として3-0快勝が残る。そう、またもや日韓戦で圧勝してしまった。昨年のA代表戦に続き、またもやワンサイドなスコア。何やU16でも奇しくも同スコアで大勝したようで、もう勝ったからといって「だから何?」な存在みたいやな

 

これは何や大阪ダービーと印象が重なるんよね。以前はあんなに勝てなかったのに、今やこっちが大したデキでなくても勝てる、もしくは悪くても引き分けやから、勝って大騒ぎするのも気恥ずかしいぐらいで、遂には結果よりもアチラの内紛が試合トピックスになる始末

 

まぁ、日韓戦に勝てるようになった理由はワタシ的には簡単で、要はVARで悪さが出来んようになったからやろ。何せ藤尾の裏拳がチョット相手の顔に触れたら退場させられる時代やで。あの時代に今の基準があったら11人で試合終了のホイッスル聞ける試合の方が少なかったんとちゃうか?

 

そこに行くと別にラフプレーが酷かった訳では無いお隣が大阪ダービーに勝てなくなった理由に思い当たるのは難しい。単純に向こうが弱くなったというのは置いておいて、強いてワタシ的にひねり出すと”吹田の呪い”、かな?

 

セレッソがJ1復帰してからはアウェイでは市立吹田サッカースタジアムでのダービーになった訳やけど、何かあのスタジアムは相性がエエんよね。調べてみたらカップ戦含む公式戦はセレッソの5勝3敗。その中身も天皇杯準決勝のロスタイム激勝や昨年のルヴァン4-0完勝など印象的なものが多い

 

結局何でか良く分からんのやが、あのスタジアムにはアウェイチームを勝たす何かがある、という事にしておこう。それを裏付けるように最終予選後半からずっと好調を維持して吹田の地に乗り込んできたホーム日本代表もアウェイチームに0-3惨敗の返り討ちに… いや、パナスタのせいやなくて吉田マヤのせいやろ(笑)